最強女子と白ひげ海賊団 NO.2

NO.85 ページ40

月「…ぇ!……A……きて!!……起きて!!」

『…ぁ?』

月「ねぇねぇ!!見て見て!!」

『朝からどうした…月白…お前朝から騒ぐタイプじゃねぇだろ…』

月白の顔が近い…
私がベッドから体を起こしたところでもっと顔を近づけてくる

水「寝起きの悪さは直ってねぇのな…まぁ見てやれよA」

『水縹…?…ほんと何があったんだ…?』

月「ジャーンっ!!!」

『…近すぎて見えん』

月「あっ!ごめんね!」

月白が持っていたものは1枚の紙
しかも見たことがあるレイアウトの紙

『………………………………………………………………………………は?』

水「よかったな A」

月「また懸賞金上がったよ!!あとね二つ名?だったかな?それもついてたよ!!」

『はぁぁぁぁぁああああぁぁあ!!?』

バンッ

『うぇっ!!?』

マ「どうしたA!!」

エ「襲われたか!!?」

ドアを思いっきり開けて部屋に入ってきたエースとマルコ
…お前らもこれ見たら悲鳴上がるぞ

『…み…ろよ…これ…』

エ「なっ!!?」

マ「一､十､百､千､万､十万､百万､千万､一億､十億…」

エ「十億の位に3って事は…さ……さんじゅう億……」

そう…30億
もうさ うん｡
センゴクじーちゃん頭逝ってるよね
私なんぞに30億っていくらなんでもかけすぎだよ…
…ん?
"DEAD OR ALIVE(生死問わず)"じゃなくて"ONLY ALIVE(生け捕りのみ)"になってんな

賞金稼ぎにあったとしてもまず殺される事は無くなったってことか!
それは一安心だ!

『マルコもエースもDEAD OR ALIVEって可哀想だな…初対面の人間にぶっ殺される可能性あるし…』

エ「俺の心配とか まじ可愛すぎんだろ…」

マ「Aは俺の心配をしてくれたんだよい まぁ…しかしONLY ALIVEって事はAが誘拐される可能性が高まったねい」

『なんでだ?』

マ「いくらAを倒してもそこで殺しちまってたら賞金はゼロだからな」

『へぇー』

エ「Aは俺が守るから安心しろ!!」

『それは頼もしいな!ありがとエース!』ﾆｯ

エ「あ"ー!!もう死んでもいい!!」

マ「うるせぇよい…」

『あ､そうだ 月白 私の二つ名ってなんだ?出来たって言ってたろ?』

そもそも二つ名ってぽんっと出来るもんなのか…?

月「あー!えっとねぇ……なんだっけ?」

水「確か…"晦冥(かいめい)"だったかな」

『かいめい?なんだそりゃ』

エ「なんかよく分かんねぇけど色々よかったな!!」

『ひとつもよくねぇよ…』

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