荘園に護衛に来ました！ (ページ13)

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A視点

『存在する呼吸全てを使う全柱、AAでーす！』

サバイバー＆ハンター「えええええええ！？」

美智子「Aはんが！？」

ジョセフ「もっと強そうな奴がいるのに！？」

『後、うちは異能力者だよ☆』←

異能説明中…

『って事さ☆』←

しのぶ「ちなみにエドガーさんの治療をしたのは私です！」

エドガー「そうなんだ。有難う。」

『うちらからの話は以上！』

これからも護衛頑張らないとね！

数時間後…

皆が帰って1人で庭にいた。

イライ「おや、Aじゃないか。」

『イライか。どうしたん？』

イライ「Aはさ、毎日命懸けで戦っていて、怖く無いの？」

怖いくない、か。

『うちは全然怖く無いよ。うちには守りたいものが、此処(荘園)にあるから。』

イライ「？…！そうか、Aが荘園に来た理由は…！」

『察しがいいようで。うちが荘園に来た理由は、あんたら(サバイバー)を守る為だ。』

イライ「なんでそうしようと思ったんだい？」

『うちはね、前世で家族を亡くして思ったの、“これ以上犠牲が出でほしくない”って。』

『此処のゲームのﾀﾋは本物のﾀﾋじゃないからいいの。でもね、うちら(鬼狩り)は違うの。毎日本物のﾀﾋと隣り合わせで戦っているの。』

『だからね、うちからお願いがあるの。』

イライ「…なんだ？」

『どんな理由があっても、鬼狩りにはなろうとしないで。あんたらにはﾀﾋんで欲しくないから。』

『じゃあ、うちは戻るね。』

イライ視点

Aが荘園の中に入っていった。

“あんたらにはﾀﾋんで欲しくないから”

その言葉が頭をよぎった。

きっと、Aは仲間思いな子なんだろう。

あの子ももしかしたら…。

嫌、この先は考えないでおこう。

悲しくなるから。

神様、どうかお願いします。

____________________________Aを、生かしてください。