59 整備士は…… ページ31
テ「やっぱり来たのね、アリエッタ……」
ティアのその言葉にええ、頷く
貴「こうなってほしくなかったんですが……」
ア「なになに？根暗ッタと何かあったの？」
興味津々、という様子で訊くアニスに、フーブラス川の
一件を話した
ライガ・クイーンがアリエッタの育ての親というのに
アニスがあまり驚かなかったところをみると、神託の
盾の人はこの事を大体知っているのだろう
ア「相変わらず、根暗ッタってば、しつこー
しかも、全然こっちの話聞かないし。ンッと、めんどー」
ジ「こうなることはわかってたんですがね」
大佐は特に責めるといった調子ではなくそう言ったが、
私やイオン様にとっては十分にキツい言葉だった
あの時アリエッタを殺しとけばよかったのでしょうか？
という疑問が頭の中で渦巻く。勿論答えなんて出てこない…
ジ「まあ、すぎたことですし、その件はもういいでしょう
とにかく我々は国境に戻って――」
？「お待ちください、導師イオン！」
不意に追いかけてきた声に、一同は足を止めて振り返った
素早く、アニスがイオン様を背中を庇うように前に出る
ア「導師様になんの用ですか？あなた誰です？」
整「わ、私はここの整備士です！導師様！―――…」
…――――つまり、こういう事ですか
攫われたのはこの人たちの隊長で、預言を忠実に守っている
人で、その預言には大厄は取り除かれると詠まれた…
そこでイオン様が整備士に全てを言わさず、答えた
わかりました、と…
ジ「イオン様」
諌めるような大佐の声に、イオン様はしかし、と首を振った
ジ「確かに預言は守られるべきですが……」
テ「兄さんは、アリエッタを処理するとは言ったけど、整備
士を助けるとは言ってないわ。いいえ、端から助けるつもり
なんかない」
ル「そんなことあるかよ！」
ルークはそう言ったけど、ティアの瞳にはねつけられた
ルークの気持ちはわからなくもない。でも…
貴「…連絡船を待てばいい、ということはきっとそういう
ことなんでしょう。攫われた整備士は……」
この先は言わなかった。…いや、言えなかった
認めたくなかったのだ、整備士を見殺しにするなんて…
ギッ…と少し歯軋りする
悔しい。自分は軍人なのに、人一人すら助けられないのか…
自分が情けないと思った
ル「……揚げ足取りやがって」
ア「あのぅ、大佐」
アニスが海の男の迷信深さについて話すと、大佐もなんとか
同意してくれた。
最後に、ルークも不本意そうだけど納得してくれた
ラッキーキャラ
ガイ
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アイナ - 更新頑張って下さい！ (2015年3月21日 10時) (
レス) id: 8feb75465c (このIDを非表示/違反報告)
鏡音ミカ(プロフ) - 面白いです！ガイと夢主ちゃんか…いi((殴 げふん、更新頑張ってください！ (2015年1月31日 15時) (レス) id: fa22828d88 (このIDを非表示/違反報告)
華憐(プロフ) - アニスさん» コメ返遅くなってスミマセンm(_ _)m ありがとうございます！はい、ガイ様フラグビンビンに立ててますｗ(((殴 応援もありがとうございます、更新頑張りますねっ！！ (2014年6月9日 23時) (レス) id: f3ace5a24f (このIDを非表示/違反報告)
アニス - 面白いです！！ガイ様と主人公のフラグが・・（殴グフッ。すいません。更新頑張ってください！！楽しみにしています！！ (2014年4月5日 14時) (レス) id: a26d1c46eb (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 更新が遅くとも私は大丈夫ですよ (2013年12月11日 13時) (レス) id: d85bcac344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華憐 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Karen1486/
作成日時：2013年1月20日 9時
