47 遅めの晩御飯 ページ18
フーブラス川を渡り終え、周りはまだ真っ暗
な頃、私たちは遅めの晩御飯を食べていた
貴「すみませんが、おにぎりで我慢して
ください!」
おにぎりを3つ渡しながらそう言う
皆は文句を言わず(ルークはブツブツ何か
言っていたが…)食べてくれた
ガ「にしても、アイリは料理が上手なんだな」
貴「ああ、そういえばガイは私の料理を
食べるのは初めてでしたね」
イ「アイリの料理は、本当に美味しいんですよ」
ジ「小さい頃からずっと作っていたみたいです
から、料理スキルが高いんでしょうね」
ふふ、と笑って2つめを食べ終えた
そして、私が最後のおにぎりを食べようと
すると、グウウゥ……と誰かのお腹の音がした
すると、ルークが赤い顔をした
………ああ、そういうことか
貴「ルーク、これあげますよ」
そう言って、私がさっき食べようと思って
いたおにぎりを差し出す
ル「い、いらねーよ!!
さっきのは他の誰かだ!!/////」
テ「ルーク、我慢してはダメよ
ほら、私の分もあげるから…」
ル「れ、冷血女のくせに優しくするな!!/////」
ティアもそう言っておにぎりを差し出す
ティア、優しいですね…!
でも、今のは酷いですよ、ルーク…
ガ「俺は全部食べてしまったからなぁ…
ルークも最初に欲しいって言ってくれたら
俺があげたのに」
ガイも優しいですね…!!
でも、食べ盛りである男子に、やはりあれ
だけじゃ足りなかったという事なのだろうか…
次からは気を付けよう
そう心の中で誓い、ティアと一緒にルークの
手に無理矢理持たせた
貴「私だって流石に少し少ないかも…って
思いますよ
ですから、その場合は仰ってください
あげますから!」
私は笑顔でそう言った
残す!なんて言い出したら少し怒るけれど、
おかわりは別だ。お腹が空いているなら
なおさらね
それに体は正直だからね
何も言わなければさっきのルークみたいに
なるけど…
ル「………とう」
貴・テ「「?」」
ル「…何でもない/////」
テ「もう、何なのよ……」
貴「……ふふふっ♪」
イ「くすくすくす……」
ガ「全く、お前は…(微笑)」
ジ「これはこれは、オモシロイ…」
皆がそれぞれルークの感想を述べていた
それから数分後、カイツールへ向けてまた
歩き出した
ラッキーキャラ
ガイ
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アイナ - 更新頑張って下さい! (2015年3月21日 10時) (レス) id: 8feb75465c (このIDを非表示/違反報告)
鏡音ミカ(プロフ) - 面白いです!ガイと夢主ちゃんか…いi((殴 げふん、更新頑張ってください! (2015年1月31日 15時) (レス) id: fa22828d88 (このIDを非表示/違反報告)
華憐(プロフ) - アニスさん» コメ返遅くなってスミマセンm(_ _)m ありがとうございます!はい、ガイ様フラグビンビンに立ててますw(((殴 応援もありがとうございます、更新頑張りますねっ!! (2014年6月9日 23時) (レス) id: f3ace5a24f (このIDを非表示/違反報告)
アニス - 面白いです!!ガイ様と主人公のフラグが・・(殴グフッ。すいません。更新頑張ってください!!楽しみにしています!! (2014年4月5日 14時) (レス) id: a26d1c46eb (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 更新が遅くとも私は大丈夫ですよ (2013年12月11日 13時) (レス) id: d85bcac344 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華憐 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Karen1486/
作成日時:2013年1月20日 9時