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◯狗巻棘
「、、高菜、しゃけ?」
髪型、どう?と聞いてくるとき。
朝の時間は彼がいつもあなたの髪を綺麗にしてくれる。
今日は貴方に似合うゆるふわな三つ編みの一つ結び。
貴方が「すっごい!、、可愛い!」眼を宝石のように
輝かせてそう言うと、彼も満面の笑みで
「しゃけ!」よかった!そう言う。その後に耳元でそっと
「今度一緒に出掛けたいな、」と言われる。
貴方はにっこりと笑って「しゃけ!!」
幸せな何時もの時間。御嬢様と執事は今日も愛を募らせる。
◯高専五条
「、、起きろっての。朝です〜」
一応、敬語を使う。でもやっぱり貴方を起しに行くので
凄い緊張してて、言葉遣いへの意識はなくなる。
貴方が寝ぼけ眼をこすって「ぉはよ、」というと
理性が崩壊寸前の彼。何とか理性を保って
「おじょーさん、朝ご飯の時間デス。いい加減起きろ。」
何時もならきちんと「御嬢様、」って言えるんだけど。
付き合ってるし、寝起きだしで本当にいろいろヤバいらしい。
こんな関係くらい屁にもならないさ。愛し合っているから。
◇伏黒甚爾
「ん、これ意外とうめぇな。」
御茶会の時に。二人きりで。付き合ってるって隠す気もないし
むしろ堂々としてる。彼は貴方の銀色のフォークに乗っていた
ケーキを食べてそう言う。「え、、?、、」
貴方が「勝手に食べないでよ、、」と少し眉を下げると
「あー、、悪りぃな。顔あげろ、」
そう言って顔を上げた貴方に飛び切りのキスをする。
陰から見ていたほかの召使いは恋のお話に華を咲かせる。
これはとある休日の、どこかの御嬢様と召使の
縫い目だらけの恋の物語。
▼もう少しだけ、この銀色の星屑の中に身を隠させて。
光る貴方の瞳に映ったのは極彩色。
さぁさぁ始まりました。
煌びやかに着飾った麗人達が次々にやってきた。
始まりますは、洒落こうべ。
貴方もおひとつ紅茶をいかが?
●新作作りました〜!!
高専五条さんとの初恋です!!
宜しければ!!
報われない恋でも恋していたい
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作者名:381 | 作成日時:2021年2月27日 9時