呪術廻戦反応集・華 (ページ7)

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◯泡に溶けていくページ7

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貴方の笑顔は泡に溶けて行った。
シリアス系です。これからいただいたリクエストだけ書くのではなく
自分で考えたものも出していけたらなと思う所存でございます。
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それは瞬きをする間もなかったくらい、一瞬で。

◯虎杖悠仁

「、、、なぁA。」
覚えてるか？これ食いたいって言ってた奴。
高かったんだぞ！独り仏壇に向かって話しかける。
彼と貴方との時間は誰も邪魔できないらしくて。
扉の前で慰めに来た伏黒君たちは。
ノックしようとした手を下げて何処かに行った。
扉の前には貴方が書いた悠仁君宛ての手紙。
綺麗な獅子色のお手紙でした。

◯伏黒恵

「、、お前本当に勝手だよな。」
自ら一般人を守るために身を投げ出した貴方。
しかもそれは犯罪を起こした人間だった。人を助ける。
これは貴方にだけできることとかじゃなかったはず。
満開の山桜が風に振られて舞い落ちる。
貴方はこの景色が似合っていました。ええとても。
桜は大切な人との別れの華。彼の中でそう確立した。
待てども咲かぬ桜はないのだから。

◯五条悟

「、、僕を置いてくなんてさ～」
まったくだよ、軽い調子で空を仰ぐ彼。
貴方は最後に彼にこういった。「幸せになって」と。
綺麗な月明かりのもと、最後の口付けを交わした。
その時にふわりと舞い散ってきたのは、躑躅の華。
赫と白の躑躅はそれぞれ言葉を運んできた。
赫は恋の喜び。白は初恋。
初恋で貴方との恋の喜びが知れました。
静かに安堵したような表情を。今でも思い出す。
抑えきれない嗚咽が、生徒たちはいつもと違う彼を
どう思っているのだろう。