●幻想的な色でした ページ11
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祀宛様リクエストです。ありがとうございます。
作品の言い回しが好きだと仰ってくださり嬉しい限りです。
これからも精進していきます。
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いつも前髪で隠している貴方の眼は
とても綺麗な“蒼色”でした。
◯虎杖悠仁
「、、綺麗だな、、」
貴方の眼を見つめて一言。
貴方はコンプレックスの蒼色の瞳をじっと見られて
あぁ、もう駄目だなんて思っていたから。
綺麗だなって言われたとたんに涙が出ちゃう。
悠仁君が泣いてるのに気付いて、
「え、、A?どったの?」戸惑いながらも
優しく抱きしめてくれる。その度、ああ、やっぱり悠仁しかいないな、
そう思う。
◯伏黒恵
「、、なんで隠してんだ?」
余りにも綺麗だから、隠すのはもったいないって言いたかったんだ。
それがコンプレックスだったのは知らなくて。
貴方がこんなに汚い目のどこがいいの?自嘲気味に言うと、
「お前の眼だからいいんだよ。ほかの奴にこんなこと言わねぇ。」
頭を撫でてくる。大切な人の物は何でも特別だから。
ふと彼の顔を見ると、すごく照れていたらしい。
◯五条悟
「、、、綺麗だね〜さっすが僕のA!!」
綺麗。その一言だけで今まで罵られてきたものとか、
柵が全部消えたような気がして、ふっと肩が軽くなった。
それと同時に涙も出てきちゃって。彼の服を濡らしてしまって。
彼はそれに気付くと、指で優しく涙をぬぐってこう言う。
「今までよく頑張ってきたね、」
ありがとう。私と出会ってくれて。
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作者名:385 | 作成日時:2021年2月19日 18時