日常《東海オンエア》

誘拐 ページ16

A目線

て)「Aの家だとアイツが来るかもしれん。俺ん家に行くぞ！」


「おけ」


り)「てかさ。」


「ん？」


り)「怖かったね。。大丈夫？これからは俺が守るから…」


ヤバい。
今こんな場合じゃないけど。
惚れそう。。。


て)「てか、りょう！イケメンすぎる！しかも、『俺』じゃなくて『俺達』だろ！」


り)「ごめんごめんw」


┈┈しばらくして┈┈

り)「着いたー」


窓の外を見るてつや


て)「やっぱりいるよ。おっさん。」


り)「ヤバすぎん。。」


て)「A。何であんなおっさんといたの。」


「たぶん。眠くなる香り？みたいなの嗅がされて起きたら、そこにいた。。」


り)「警察に言った方がいいんじゃない。。？」


て)「でも、証拠ないしなぁ。。」


てっちゃんの言う通りだけど。


「でも、またアイツ来る。。」


り)「大丈夫だよ！」


「え？」


り)「さっき言ったやん！『守る』ってw」



「。。。ありがと！！」


て)「これからは何かあったら言いなよ？あんま無理すんなよ…」


「うん！」


本当。
こいつらに出会えて良かった。


┈┈その頃┈┈

兼)「アイツどうやって。。」


警)「どうかされましたか？」


兼)「ヤバッ。。あ。」


警)「何か言いましたか？」


兼)「あ！いえ、何でも。では。。」


警)「そうですか。(怪しいな」


兼)(早く帰ろ)


警)「ちょっと！あなた名前は？」


兼)「兼松オリです。今度こそ帰ります。」


警)「失礼いたしました。では。。」


┈┈てつや家┈┈

て)「見て！警察とおっさん話してる！！」


「良かった〜(泣)」


り)「A。お疲れ。よしよし」


て)「あ！ずるいぞ、りょう！」


り)「何がw」


どこまで優しんだよ。
もっと泣いちゃうじゃんか。バカ。







┈┈現在┈┈

警)「この男の人が何かしましたか？」


虫)「この子を誘拐されたんです。」


警)「それは。それは。。」


と)「2回も」


警)「え？！1回目はいつ頃ですか？」


「8年前です。」


警)「8……ちなみにこの人の名前とか分かりますか？」


「兼松オリだった気がします。。」


警)「兼松。。あ！」


「どーかしましたか？」


警)「いや。私も見たことがあったので。」


て)「え？！マジですか？！」


警)「ええ。8年前。怪しかったもので。。」


し)「奇跡！」


警)「では、お話を聞きたいのでちょっとこちらへ。。」


「あ。はい。。」


本当にありがとう

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