本当の目的 ページ19
引き続きです！
スピナー「俺たちの目的は、個性もだったんだ。」
「個性、も？」
スピナー「もちろん本来は別にあったんだ。くそッなんでこんなことに、、」
「いいから話せよ。」
スピナー「俺たちの本来の目的はヒーローの消失だ。」
「・・・えっ、？消、失？」
スピナー「そうだよ。もちろんてめぇらの他にヒーローは居たけど、ヒーロー同士で結婚してるプロヒーローはお前らくらいだ。異能解放戦線の時にたくさんのプロヒーローを戦闘不能状態には出来ても消失までには至らなかった、だからトップヒーローのてめぇら二人を標的にしたんだ。お前ら二人とも消えれば世間は困ると思って・・・ｯ」
「・・・そうか、ならなんで俺たちの子を狙って個性狙いだって嘘までついた。」
？「もとは、トガちゃんに子供の血を吸ってもらって化けてもらおうって作戦だったんだ。今となればもうトガちゃんが居なくて作戦すら成り立たねぇけどな。」
子供の血を吸って化ける。それで俺たちに近づこうとしてたってことか。
？「だから、もう俺たちには後がねぇんだ！！」
「おっ、、っ！？」
このままじゃ負けちまう、さっきの膨冷熱波で吹飛んでほとんど意識を飛ばしてるはずなのに、、
この辺の奴等に当たってねぇのか、、！！俺の力じゃもう、、足りねぇ、、どうすれば・・・
？「ショートくん！！」
この声、、
「デクか！？」
気が付けばこの戦いは結構広大になっていて地方ヒーローやトップヒーローも駆け付けていた。
デク「スマーッシュ！！」
最小限に抑えたスマッシュは敵に当たり、すぐに意識を飛ばした。
デク「ショートくん、無事っ！？」
「・・・デク、、悪いな。助けてもらって。」
デク「なんで助け呼ばないの！！松島さんから連絡もらったよ！？」
俺は簡単に事情を説明した。
デク「トガたちの、、警察を巻き込めば・・・そっか。そういう事だったんだ。とにかく無事で良かった！」
「「パパ〜！！」」
ギュっ！！
「おっ、2人とも、悪い・・・ごめんな、怖い思いさせて・・・」
自然と涙がこぼれてくる。
氷生「パパ、大丈夫？」
氷で作ったハンカチで涙をぬぐってくれた氷生。
百「二人とも、大丈夫そうですわ。一応病院で診てもらおうとは思ってますけど。」
創輝と氷生をめいいっぱいに抱きしめる。
創輝「わぁっ！！」
氷生「えへへっ！」
「二人とも、無事で良かった・・・！！」
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作者名：ホワイトチョコ | 作成日時：2023年3月21日 20時
