七夕祭り �� AISAWA side ページ2
「 お祭りなんていつぶり...？ 」
ショッピングでもしようかと
外出していた私は丁度で開催されていた七夕祭りに訪れていた。
楽しそうにしている人達を眺めながら、
のんびりと歩いていた際走っていた子供とぶつかってしまった。
「 ゎ、ごめんね...大丈夫？痛くしてない？ 」
5〜6歳くらいのその男の子と目線を合わせるようにしゃがみそう聞けば
？「 だいじょーぶ！ぼく、おにいちゃんだから！ 」
なんて可愛らしい笑顔を浮かべながらピースをして教えてくれる。
「 そっか、偉いね 」
男の子の頭を撫でようと手を伸ばしたのとほぼ同時に周りから
悲鳴が聞こえ祭りの飾りが此方に向かって倒れてくるのが見えた...
「 あぶなっ...！！ 」
？「 ぉ、おねえちゃっ...！！ 」
咄嗟に男の子を庇うように覆い被されば背中に鈍い痛みが走った。
男の子の無事を確認しようと身体を起こそうとするものの
酷い打ち方をしたのか息が詰まる...
「 ぃっ...た...... 」
呼吸を整え、酷く痛む身体を起こし男の子を見れば
震えながら泣いているだけで大きな怪我はしていないようだった。
「 ぼく、大丈夫...？ 」
？「 ぅ、ん...おねえちゃんは...？ 」
「 ん〜...？お姉ちゃんも大丈夫、ね、お名前教えてくれるかな？ 」
背中に残る飾りの破片が男の子にかからないよう少しづつ払いながら
そう聞けば男の子は「 ゆうき 」と、名前を教えてくれる。
「 ゆうきくんか、ねぇゆうきくん...お姉ちゃんのお手伝いしてくれる？ 」
ゆ「 おてつだい...？ 」
「 そう、お手伝い。このボタンを押すだけなんだけど...出来るかな 」
仕事用のガラケーを渡し、数字の5のボタンを押すように見せると
ゆ「 うん、できる...ぼく、おてつだいする！ 」
ゆうきくんは涙を拭ってガラケーを小さな両手で受け取ってくれた...
「 ありがとう。このボタンを押すのはね、目を瞑ったままお声をかけてもお返事をしてくれない人がいた時だけ。お返事をしてくれたらボタンは押さなくていいよ 」
ゆ「 ねてるひとだけ？ 」
「 そう、寝てる人だけ。いい？ 」
ゆ「 うん、わかった...！ 」
1番最初の時のように元気に返事をしたゆうきくんはガラケーを持ち、
近くに倒れている人達に沢山声をかけお手伝いをしてくれた。
私は私に出来ることをと近くで痛みを訴える人を診ている間に、
ゆうきくんに託したガラケーからの通知が次々と届いた...
「 っ...あまりにも多すぎる....... 」
七夕祭り �� AISAWA side→←女版藍沢先生とは＿
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友利子(プロフ) - 更新楽しみにしまいました！30代です。是非ともパスワード教えて欲しいです！お忙しいと思いますが、宜しくお願いします！！ (2021年11月26日 22時) (
レス) @page42 id: f5260b5a72 (このIDを非表示/違反報告)
藍沢先生が好きな人 - 頑張ってください。これから楽しみにしてます。 (2020年9月24日 23時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
桃りんご(プロフ) - とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年4月30日 8時) (レス) id: 882c9d154a (このIDを非表示/違反報告)
月読命 - 更新頑張ってください！ (2017年9月20日 22時) (レス) id: b068affacc (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 病気大丈夫ですか？早く良くなるといいですね！神潤さんのペースで回復するといいですね！更新楽しみに待ってます！ (2017年9月16日 20時) (レス) id: ec4806dfb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sunny | 作成日時：2017年8月22日 1時
