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「B、集合!」
副顧問の田中先生が、Bチームに声をかける。
「A! モタモタするな!」
Bチームと反対側にいたAチームのメンバーに向かって叫んだのは、顧問の山田先生。
理科の先生である山田先生は、この学校にはもう20年近くいるそうで、この間、ずっとサッカー部の顧問として、さまざまな大会で優勝に導いてきた。
「まほちゃん、水筒を4つほど持ってきてくれる?」
「はい」
荻花先輩の指示どおり、私は水の入った水筒をAチームにもっていく。
ただし水筒と言っても、2リットルは入るかなり大きめのもの。
これを一気に4本持っていくのはさすがに辛いけれど、なんとか頑張って運び、空になった水筒と交換していく。
「疲れた〜」と呟きながら、空の水筒に水を入れに戻ろうとした時……。
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作者名:安井まあちゅん大我 | 作成日時:2014年8月24日 15時