甘々彼氏ムンジュンフィ【SEVENTEEN】 (ページ7)

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YOUside

『無理無理無理、やっぱやめよ？怖いって、絶対怖いって』

JN「だーめ、ほら行くよ〜」

『やだぁ〜……』

半ばひきずられて、中に入る

怖くて、目の開けられない私はジュナにこれでもかとくっついて進んでいく

JN「大丈夫だって〜、僕がいるじゃん」

『それでも怖いもんは怖いの!』

ジュナはあはは、と笑いながらしがみついている私の腕を優しく掴む

「う"あ"ぁぁぁぁ」

『無理無理無理無理じゅなぁぁ…(泣)』

JN「はいはい笑ここにいるここにいる」

それからずっとジュナにくっついていたお陰で無事出口までたどり着けた

いや、元はといえばジュナのせいでこうなっ
たわけだけど

『もう絶対入らないぃ…』

JN「ごめんごめん笑…もう結構暗くなってきたし最後に観覧車のろ？それで許して？」

『…うん、観覧車乗る』

乗り場では係のお姉さんが「楽しんでくださいね〜」と笑顔で送り出してくれた

『何歳になっても観覧車って緊張するね』

JN「でも、名前と一緒だから僕は嬉しいよ」

ジュニはいつも通りに甘くて、私の心を溶かしてしまいそう

『もうあとちょっとで頂上だね〜!』

JN「だね〜」

二人でふわふわした会話をしながら、段々と小さくなっていく建物達を見つめる

JN「名前、こっち向いて」

『ん？』

"ちゅっ"

小さなリップ音を立ててジュニの顔が私から離れた

急な出来事に私の頭はプチパニック

『なっ、え、ちょ、…何で』

　
JN「ほらよくあるじゃん、観覧車の頂上でキスするとずっと一緒に要られるとか何とかのジンクス」

『私達には必要なさそうなのに？？』

JN「うん…でももっとラブラブになれるってことでしょ??ならやっといて損は無いかなって」

驚いた

ジュニってそういうジンクスとか信じなさそうなのに、可愛いとこたくさんあるんだ

そう思ったらジュニが愛おしくなってきて、考えるよりも先に体が動いた

"ちゅ"

JN「…え」

『ふふ、お返し〜、頂上過ぎちゃったけど』

JN「〜!!名前大好き!!」

『私も大好き〜！』

彼氏の新しい可愛い一面も知れて、

遊園地でこんなにドキドキしたのは初めてだよ、ジュナ