お怒り ページ5
「つ、疲れた...」
家に帰りソファーへダイブする
まだ孝宏さんは帰ってきてない、か...
今日は異常に忙しかった...でも明日休みだし、いっか
「...よし、ご飯作ろ！」
何となく和食が食べたかった私は味噌汁を作りながら
冷蔵庫の前でおかずを何にしようか考える
「何が良いかなー...」
櫻「ただいま」
「おかえりなさい！」
リビングに入ってきた孝宏さんを笑顔で迎える
どうやら孝宏さんも忙しかったらしくフラフラとソファーへ倒れこんだ
櫻「疲れた...」
「お疲れ様、お風呂入ってきたら？」
櫻「んー...その前に」
「？」
ガバッと起き上がったと思ったらこっちにきて両手を広げる
駆け寄って胸に飛び込むと強く抱きしめられた
櫻「はー...落ち着く笑」
「ふふ、明日は？」
櫻「休みもらったからさ＿＿＿」
身体を離した瞬間、ピタリと言葉が途切れた
そして険しい顔になっていく孝宏さんに首を傾げた
「どうしたの...？」
櫻「...んで」
「え？」
櫻「何で指輪してないの」
「...あ」
孝宏さんに言われてハッと思い出す
そうだ...撮影の時に外したままだった...っ
櫻「...これはお説教かな？＾＾」
「ち、違うって...！」
櫻「欲しいって言ったのだーれ？＾＾」
「私だけど...！ちょ、聞いてって！」
ニコニコしているけれど目が笑ってなくて
私はゆっくり後ずさりしながら言い訳を考える
雑誌のことはサプライズにしたいし...ど、どうしよ
「あのね、今日海行ったの！
なくす可能性もあるし外した方がいいって思って...
その後アフレコとかでバタバタしてたから外したこと忘れて、ました」
櫻「何で海？＾＾」
「...それは、言えない」
櫻「え？」
孝宏さんの動きがピタリと止まり、顔を見るとより険しい顔をしていた
せっかく可愛く撮ってもらったし...発売されてから教えたい
「孝宏さんには...まだ言えないの
楽しみにしててほしいから...」
櫻「...」
「でもほんとなの！信じて！
数週間後にはわかるし、嘘じゃないって言えるから！」
櫻「...わかった」
「え...」
櫻「信じるよ、楽しみにしてればいいんでしょ？笑」
そう言った孝宏さんはいつもの優しい笑みを浮かべていて
ホッとした私はそのまま飛びついた
櫻「おぉ...」
「ありがとう孝宏さん...！」
櫻「でも忘れてたっていうのは納得いかないなー？」
「...あ、いや...」
櫻「ちょーっとついてきてね？＾＾」
「...はい」
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課長封月X(プロフ) - 時差ありますが、一気読させていただきました！ほんとうにおもしろかったです！お疲れ様でした！ (2022年4月4日 17時) (
レス) @page50 id: 160d503e2f (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - ゆーさん» 最後までお付き合いいただきありがとうございました！大好きと言っていただけで嬉しいです(*'▽'*)番外編…上手くかけるかわかりませんが書いてみようと思います！ありがとうございます♪ (2021年1月13日 6時) (レス) id: 8997f8cc2d (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 楽しく最後まで読まさせて頂きました！大好きな作品です^^ もし宜しければ……馴れ初めなどを番外編として書いて頂けないでしょうか？？ご検討下さると嬉しいです！今後の作品も楽しみにしております^^ (2021年1月12日 23時) (レス) id: 07bf1c4bca (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - minomasa551さん» うわー嬉しいですありがとうございます( ；∀；)そんな迷言あるんですか！？笑 知らなかったです…ご意見ありがとうございます♪ (2020年11月17日 6時) (レス) id: 7a46325135 (このIDを非表示/違反報告)
momoiro(プロフ) - momoka0415223さん» 本当ですか！ありがとうございます♪わーたくさんあげていただけて嬉しいです( ；∀；)ぜひ参考にさせていただきますね♪ (2020年11月17日 6時) (レス) id: 7a46325135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：momoiro
| 作成日時：2020年11月15日 9時
