私たち、結婚してます2【櫻井孝宏】

遭遇 ページ35

孝「どっちも選べない...」


櫻「こっちは？」


ショッピングモールに着き
早速スパイクを選んでいる孝輝と孝宏さん

雰囲気似てるなぁ...やっぱり親子だね笑


？「あの...望月さんですよね？」


？「握手いいですかぁ？」


「...！」


離れたところで2人を見守っていると
少し高めの声の人に話しかけられた


「えっと...」


鈴「何てな、久しぶり笑」


福「どうもーｗｗ」


「鈴さんと潤くん！？
もうほんとやめてくださいよー！」


鈴「うははｗｗ
復帰したとはいえなかなか会えなかったな笑」


重そうな鞄を肩にかけ、キャップを被っている2人
鈴さんは少し帽子をあげニッコリ微笑む


「ほんとお久しぶりです笑
これからお仕事ですか？」


鈴「そうそう、その前に潤と買い物してたんよ笑
Aはここで何してるん？」


孝「母さん！買ってきた！」


櫻「ごめんお待たｓ...あれ？」


丁度その時、2人が戻ってきた
そして驚いたように目を見開く孝宏さん


福「あれっ、ご家族勢ぞろいじゃないですか！」


鈴「おっひさ〜笑
孝輝も久しぶりやなぁ！俺のこと覚えとる？」


孝「もちろんです、お久しぶりです鈴村さん
いつも両親がお世話になってます」


鈴「相変わらずええ子やなぁ〜ｗｗ」


きちんと挨拶し頭を下げる孝輝の頭を
孝宏さんは満足げに微笑みながら撫でる


孝「ちょ、父さんやめてよ...！
...え？あの...福山さん、ですか...？」


福「お？そうだよ
大きくなってからは初めましてだね〜笑」


小さい頃の記憶がないからほぼ初対面
孝輝は焦ったように私の腕を掴む


孝「やばいやばい...！」


「ふふ、言ってみたら？笑」


鈴「？」


孝「あのっ！俺...福山さんのファンなんです！
特にルルーシュが大好きで...！」


福「嬉しいね〜！ありがとう！
スザクじゃないの？笑」


孝「スザクはあんまり...」


櫻「おまっ、父親がやってんのに...」


孝「ごめん笑」


「まぁまぁ落ち込まないの笑」


少し悲しそうな孝宏さんを励ましていると
潤くんは雑誌に何か書き始めた


福「はいっ、サインあげる笑
丁度さっき買った俺が出てる雑誌なんだけどね」


孝「いいんですか！？ありがとうございます！！
母さん父さん！サインもらった...！」


「よかったね笑」


櫻「俺のも書く？」


孝「...じゃここに書いて」


鈴「もらうんかｗｗ
やべ、もうこんな時間...また今度ゆっくり話そうな！」


「はい、また＾＾
潤くんありがとう！」


福「いーえーｗｗ」

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