僕の命を君に

８話 ページ9

あなたside

あれから結局みさちゃんにあの苦しみを聞けず




１週間が経ってしまった




日「（人２）＾＾」




「だっちゃん！」




だっちゃんともかなり仲良くなれて




今ではだっちゃんが病室にきてくれるようになった




日「あ、今日は俺の友達紹介する！」




「友達．．．？」




秀「こーんにちわ」




だっちゃんの後ろからひょこっと出てきたのは




オレンジ色の髪色をした子犬のような男の人だった




「．．．わんこ」




秀「誰がわんこだｗｗ」




くしゃっと笑った顔も可愛くて、思わず綻んでしまった




日「．．．こいつの名前は末吉秀太ね」




ちょっと機嫌悪そうなだっちゃん．．．何で？




「だっちゃん？どしたの？」




日「．．．何でもない」




秀「二ヤァン




俺のことは秀太って呼んでな＾＾」




「うん！秀太♪」




嬉しそうに笑う秀太と、おい！と怒ってるだっちゃん




仲良いんだなぁ．．．そう思えるほどだった




「いいな．．．私、友達いなくて．．．」




思わず言ってしまった言葉を訂正しようとすると




日「何言ってんの？いるじゃん




俺ら、友達だろ。（人２）には俺らがいるから」




そのだっちゃんの真剣な瞳に、また胸が苦しくなったんだ




ねぇ．．．この苦しみは何なのかな？

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