僕の命を君に

２７話 ページ30

日「はぁ、はぁッ．．．！」




‟．．．手術室にいるから”




先生にそう言われ、走って向かう




日「（人２）！！！！」




勢いよく開けたドアの先には．．．




「．．．」




顔に布を被った．．．（人２）がいた




服装で分かる、あれは．．．絶対に（人２）だ




日「んでッ．．．何で．．．！！！」




ほんとは逆だったのにッ．．．




お前、生きられるって嬉しそうだったじゃん．．．！！




日「何でだよッ．．．！！！」




その場に座り込むと、肩を叩かれた




日「．．．秀太」




秀「．．．枕の下からでてきた




（人２）からお前宛の手紙だ」




顔をあげると、ピンクの可愛い封筒に入った手紙を渡された




秀太は何も言わずにそっと出て行った




涙をぬぐい、封を開けるときれいな字が並んでいた







・









・









・









・
日「あぁぁぁぁぁッ．．．！！！」




全てを読み、俺は涙がとまらなかった




日「ごめんッ．．．ごめんなッ．．．」




‟だっちゃん＾＾”




‟私も好きだよ？”




（人２）の顔が次々に浮かんでいく




日「ッ．．．愛してる」




俺は手紙を握って秀太の元へ走った

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