僕の命を君に

１１話 ページ12

秀太side

秀「これでいっか」




日高と（人２）が喜びそうなケーキを買って病院へ向かう




日高が入院して１か月




あの２人の距離がかなり縮まった気がする




．．．というか、俺だけ蚊帳の外ｗ




秀「よっ」




日高の病室を除くと、珍しく１人でいた




日「おう」




．．．何か、元気なくね？




秀「どーしたんだよお前ｗ




（人２）とお前のためにケーキ買ってきたんだ




（人２）の病室行こうぜ」




日「．．．なぁ秀太」




秀「あ？」




日高を見ると、悲しそうな目でこっちを見ていた




日「俺．．．（人２）を救うことできねぇのかな」




秀「．．．何急に」




俺は日高に、（人２）はもう助からないことを聞かされた




あんなに元気なのに．．．助からないのか？




日「俺．．．あいつ救いたい




一緒に出掛けたり、泊まったり、遊んだり．．．




俺ッ．．．あいつが好きなんだよ．．．」




頭をぐしゃっとしながら俯く日高に、俺は．．．．．．




秀「．．．ばかかお前」




＿＿＿＿＿＿＿＿そう言って頭をはたくことしかできなかったんだ




秀「．．．俺が調べてきてやる




だからお前は．．．（人２）との思い出を増やせ」




日「．．．ッあぁ」




気の利いた事言えなくて．．．ごめんな




・









・
「ッ．．．」

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