俺だけのものだよ．．．？2

ごじゅうご ページ13

あなたside

「．．．ありがとうございました」




不動産屋で家を借り、一息をつく




光啓やみんなにはほんとに申し訳ないと思ってる




散々迷惑かけて、心配もしてもらったのに．．．




＿＿＿＿＿マネージャー辞めるなんて




光啓にも謝ろうと思ったけど、できなかった




今は一緒に入れないなんて言えないよ．．．っ




だって、だって今の私は．．．っ！




「ごめん．．．ごめんね．．．」




ケータイを見ると、光啓から何件もきていた




“マネージャー辞めたってどういうこと？”




“このままいなくなったりしないよな？”




“頼む今すぐ戻ってきてくれ！”




“頼むからっ．．．”




“（人１）！！！”




「ごめん、なさいっ．．．」




私はそのままトークを消し、電源を切った




「．．．仕事、探さなきゃ」




ハローワークで探し、何とか見つけることができた






・









・









・
＿＿＿＿＿＿数日後




面接が無事通り、ケーキ屋に就職した




「今日からよろしくお願いします！」




今日は初日。気合い入れて行くと．．．




ＡＡＡ『涙のない〜世界があるのなら．．．』




．．．ＡＡＡの曲が流れていた




「っ．．．頑張ろう」




私は涙を堪え、レジへと向かった

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