俺だけのものだよ．．．？2

ごじゅうよん ページ12

日「どういうことだよ！？」




意味が分からなかった




やっとまた２人で生活できると思ったのに




出て行く？何で？まさか．．．




日「男できたの？」




「ち、違うよ！」




日「じゃあ何？」




「．．．しばらく、１人になりたいの」




（人１）は俯いてそう言った




この３か月間、何があったのかは知らない




でも．．．かなり辛いことがあったのは確かだ




そりゃ．．．１人になりたい、よな．．．




「いつか、いつかちゃんと話すから．．．




それまで待っ．．．！？」




俺は思わず抱きしめた。かなり�覧せたな．．．




日「いつでも帰ってきていいから」




「．．．うん」




（人１）はそれだけ言うと黙って出て行った




日「っ．．．」




一体何があったんだ．．．




聞きたくても聞けない。だって．．．怖いから




＿＿＿＿＿でもこのときの俺は





聞いておけばよかったと後悔することになるとは




まだ気づいていなかった




そう気づいたのは．．．社長からの電話だった




日「？．．．はい」




社「あぁ、日高くんか




日向と君は付き合ってるよね？」




日「．．．はい」




社「なら言っておかなければいけないな」




日「．．．何ですか」




社「日向はもう．．．ａｖｅｘにはこない」




．．．は？




日「そ、れって．．．」




社「今日でマネージャーを辞めたんだ」




＿＿＿＿＿＿俺はケータイを床に落とした

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