俺だけのものだよ．．．？

さんじゅうはち ページ45

あなたside

「んんっ．．．」




窓もない電気もないこの部屋




そして．．．拘束された腕と足




何で．．．にっしーが．．．っ




「んっ！んっ！」




必死に暴れてもびくともしない




光啓．．．会いたいっ．．．




「光啓．．．っ」







・









・
隆「俺以外の名前言うとはいい度胸だな？」




「っ．．．！！」




パッと顔を上げると、いつの間にかいたにっしー




隆「何度言えばわかんだよ」




「ぐっ．．．！」




首輪をぐっと引かれ、顔を近づけられる




隆「ほら、いつものは？」




「っ．．．お、かえり隆弘．．．




き、今日も大好きだよ．．．」




隆「もっとスラスラ言えよ．．．




ま、いいや」




にっしー．．．いや、隆弘は




鞄の中からあるものを取り出した




隆「次、俺が帰ってくるまでこれつけてな」




「い、いやっ．．．！！」




隆弘が出したものは．．．バイヴ




「いやっ、やめっ．．．あぁぁぁっ！！」




隆「ビデオ撮っとこうっと．．．




じゃーな？ニヤ」




「ま、待って．．．やっぁぁぁ」




バタン．．．．．．




虚しく閉まるドア




「ぁっ、う．．．ふぁっ！」




誰かっ．．．助けてっ．．．

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