俺だけのものだよ．．．？

にじゅうなな ページ31

にっしーの発言に俺は頭が追い付かなかった




直「それ、どういう．．．？」




隆「俺はある人のことずっと好きなんだ。ずっと想い続けてきた




でもさ、好きすぎてもう俺だけのものにしようと思ってさ」




真顔でペラペラと話し続けるにっしー。なぁ、何言ってんだよ．．．




隆「あ、安心して？殺人なんて犯、さないし、一般の人だからさ＾＾」




それを聞いて安心する。一般の人か．．．その人には申し訳ないけどほっとしてしまった




隆「だから、もし俺の身に何かあっても見守ってほしいんだ




俺、その人を手に入れるために頑張るから。ね？」




殺しはしないと言った。ただ好きすぎて自分だけのものにしたいだけ．．．




直「．．．わかった。応援する。だけど、問題だけは．．．」




隆「わかってる。俺、ただその人のことを墜としたいだけなんだｗ




殺したいなんて嘘。ただ．．．彼女になってほしいだけなんだ」




泣きそうな声で言うにっしー．．．そっか、それで必死になってあんな顔を．．．




直「．．．みんなが心配してた。にっしーが怖いって．．．




でもそれって、必死になりすぎてたせいなんだね．．．俺から言っておくから」




隆「直也くん．．．」




直「あの部屋のことはもう聞かない。だから、頑張れよ？もうあんな顔すんな」




隆「．．．うん！！」




よかった．．．これでみんなに説明ができる．．．＾＾









隆「ニヤァ．．．ッ」

にじゅうはち→←にじゅうろく

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す