俺だけのものだよ．．．？

にじゅうさん ページ27

隆弘side

『ありがとうございました』




飲み会を終え、家に着いた頃に荷物が届いた




そう．．．（人１）を可愛がるための道具が




隆「いつにしようかなぁ．．．」




とりあえずツアーが終わったらにするか．．．はぁ、なっが




隆「（人１）はもうすぐ俺のものになる．．．ニヤ」




日に日に増えていく（人１）の写真．．．絶景だね




隆「日高にはもったいないよ。すぐ騙されるんだから．．．ｗｗ」




今日の飲み会、日高が（人１）の隣に行かなかったのは俺が吹き込んだから




“お前、（人１）の隣行っていちゃついたらスタッフにばれんじゃね？”




あいつはそれに食いついて千晃の隣に行った




ほんとばかだよなぁ．．．そう笑えてたのはほんの一瞬で




今度は秀太が（人１）の隣でくっついて飲み始めた。チッ．．．




隆「どいつもこいつも邪魔しやがって．．．」




最近気が付いた。（人１）を手に入れるにあたって邪魔なのは日高だけじゃない




隆「．．．秀太」




壁から写真をはがし、日高の隣に並べていく




秀太とは一番長い付き合い。自分を高め合えた唯一の存在




だからこそ譲れないんだよ．．．




隆「秀太．．．あんま余計なことすんなよ．．．？」




床には日高と秀太の写真が散らばっている




（人１）を手に入れるまで．．．あと少し

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