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武装探偵社 なんか違う・・・? ページ6

「って〜。やりすぎだろセンセ。」

・・・あれ、骨折られた・・・よな?

「中也はね〜あんなことじゃ怯まないから。」

「そうなんですか・・・。人じゃない?!」

吃驚し過ぎて敬語かとれてしまった。

「まあ、いいや。今日はな、マフィアとか

 関係なしに普通にお前に会いにきた。
 
 ちょっと遊ばねぇか?何時も気ぃ張ってんの
 
 疲れっだろ。息抜きがわりにな。」

そう言うとニカッと人の良さそうな明るい笑顔になる

(これは・・・信じていいかもな)

何故か本能でそう思ってしまった。

笑った彼が、面白いものが大好きな青年のような、

少し年齢が下がったようなそんな

笑顔だったからだろう。

「分かりました!遊びに行きましょう!!

 国木田さん、行ってきてもいいですか?」

そう言うと全員の顔が引きつった。

「夕士くん?分かってる?マフィアだよ?」

谷崎さんがそう問うてくる。

まあ、普通の反応だと思う。でも・・・

「何故か、この人の笑顔がウチのクラスメイトと

 同じような・・・、普通の笑顔な気がしたんです

 だからちょっと信じてみようかなって。

 なんかあっても自分で何とかするので・・・。」

「まあ、いいだろう。この短時間でも、太宰とは
 
 比べ物にならんぐらい仕事をした。

 少し息抜きしてこい。」

「ありがとうございます!!行きましょう」

マフィアと遊ぶ・・・ちょっと楽しみだな。

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作者名:ゆっか | 作成日時:2020年7月4日 18時

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