Cinderella Girl 【５】

プロ根性 秀太said ページ27

休憩時間になり



頬杖をついてうつ伏せだった体を



俺も含めて



仰向けにしだしたみんな



暑い体に当たる冷たい床の温度



これがまた超気持ちいい









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與「今日は朝から頑張ってる、俺。」




日高「頑張ってるよ、ただ自分で言うのはどうかと思うが。」




宇野「あれ、Aは？」




西島「飲み物買いに行った。」




秀太「あ、俺もいこ。」









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みんなで休憩中



いつの間にかスススーッと



飲み物を買いに消えたA



頼めば良かったー。と思いながら



重い腰を上げて練習室を出る









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自販機は真っ直ぐ行って



角曲がったところ



その横にレコーディング室がある









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「うん、あとワントーン高くてもいいかな。」




「はい。」









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自販機で飲み物を選んでると



レコーディング室から聞こえてきた



そんな声と綺麗な歌声



この声聞いたことあるわ。と思って



レコーディング室を覗くと



真剣な顔して聞いてるボイトレの先生と



一生懸命歌ってる姫が



俺の視界に









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飲み物買いに行くとか言って



財布も持ってなさそーじゃねーし



すげぇプロ根性じゃない？



こんな長くはない休憩時間にさ

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