【キュウビ】やっぱり君が好き。【オロチ】

14love ページ14

オロチside


目の前で劇的な変化が起こったことが分かった。

Aが、


モテマクールの妖術を解いた。なぜ分かったかって？


…Aが、キュウビに抱きついている。


認めたくは無いけど、気付いていた。




二人は相思相愛、なんて。


「なんで！？なんで僕の妖術が…！？」

呆然とするモテマクールをよそに私は、途方に暮れるしか無かった。


好き、だけじゃなんとかならないんだな、残酷な物だ。


…勘違いするな。諦める、と言った訳ではない。



キュウビside


「ありがとう…」


人間の体温を感じ、胸が高鳴り体が熱くなる。
まちがいない


「Aさん…」


心なしか、少し目が腫れている気がする。


元に、戻った_______？


「忘れてて、ごめんね…」


ありがとう、と囁かれ僕は顔が赤くなる。


「なんで！？僕の…！？！？」


あせるモテマクールには気付かず、Aはケータの元に走り出す。


「私、なんかおかしかったみたい…


ごめんなさい、さようなら」


別れの言葉を口にした。


こうして、モテマクールとの事件は幕を閉じたのだった。

14love end

☆モテマ編が終わりました！次回はキュウビVSオロチ最終章のでどうか期待ください！！

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