【キュウビ】やっぱり君が好き。【オロチ】

11love ページ11

〜フミカside〜


Aの突然の変化に驚きを隠せ無かった月曜日。


その日は偶然にも、私とAで下校する日だった。


｢ねえA｣

たぶん私の声は震えていた。
ずっと一番の友達だと思っていたAが離れていく気がした。
もしかしたら、涙も交じっていたかもしれない。


一体何があったの？

今にも消えかかりそうな声で尋ねる。
何も無かったのかも知れない。でも、聞かなきゃいけない気がした。


｢…何にもないよ？｣


一瞬。ほんの一瞬だけど。
Aに、よく分からないものがとりついてるように見えた。

この感じは、初めてではない。
初めて感じたのは、キュウビ君が転校してきたとき。
二回目は、オロチ君が転校してきたとき。

そして、今。


もしかしたら、と。
キュウビ君やオロチ君なら、何の仕業だか見抜いてくれる気がして。


次の日。

私は苛々しているキュウビ君に話した。そしたら

やっぱり、なんか知ってる様子で、簡単な礼を言ってオロチ君のもとへ行ってしまった。



私じゃ、何もできない。

そんな虚無感だけが胸に残った。
祈ることしかできない自分の無力さに失望した。



でも、今自分に出来ることが無い。

ただただ







私は辛かった



11love end

☆ああああああ展開が急すぎる…そしてフミちゃんいい子すぎる((最後どうなるんだ、これ？？？((((

☆最近夢主ちゃん喋って無いですね…次はかなり喋ってほしい
そしてモテマちゃんもっと出したい(切実

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