私とオロチの過去〜後編〜 ページ26
「お前は……影のお前と戦ってたんだ」
……え?
…………っ!?!?
『あんたさえいなければっ……!!!
私はっ………!!!!!!』
私……?とも少し違うような少女が私の首を絞めている姿をふと思い出した。
…と言っても服装が今とは随分ちがう。私は着物を着ていて、とてもお嬢様のような姿だった。
「……」
少し思い出した気がする。私は、いや、私が妖怪だった頃は……
「A…いや、姫。御主は今もオロチに守られておるんじゃ」
「そうよ…あなたの影から……影に狙われないように…」
百鬼姫とおいらんの言うことに納得してしまうような自分がいる。
「…もとはと言えば私もその影に使わされた」
「影オロチ…?」
「正式に言えば、生み出された、だけどな」
…そうだ………
『なんであんたばっかり……!!!
私だってずっとオロチが好きだったのに…!!』
「…影オロチ、私の影って、一体どんな……」
「…それ以上話す必要はねぇよ」
この場にいる誰でもない声が聞こえた。刹那、私の頬に暖かいものが伝うのが分かった。
「Aっ…!!頬から血が!!」
「ふんっ、この程度の攻撃もかわせない、と。本体の癖に大したことねーじゃん。」
声の方向には
神々しいオーラを放つ、オロチに似た少年が立っていた。
恐らく妖怪だろう。
「ヒカリオロチ、見参…!!」
◆かなり更新の期間が開いてしまい申し訳無いです…この作品も一年以上書いてるそろそろ終わらせなくては…!!
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←影の声~ヒカリオロチ覚醒~
14人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鳳錠望(プロフ) - みはるちゃんさん» 更新遅くてごめん(^^;)明日更新する!(予定←) (2014年11月12日 23時) (レス) id: c926c80f1e (このIDを非表示/違反報告)
みはるちゃん - 面白いな!早く続きが見たい! (2014年11月9日 15時) (レス) id: 8264f03462 (このIDを非表示/違反報告)
リカ - そして、投票お願いします! (2014年10月25日 17時) (レス) id: 699c0ff7e0 (このIDを非表示/違反報告)
リカ - 始めまして、リカです!ぜひ、私の小説に来てみて下さい!題名は「妖怪ウォッチ〜二人の大将に狙われたあの子〜」です。 (2014年10月25日 17時) (レス) id: 699c0ff7e0 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 本当に神コメやんかww (2014年10月24日 20時) (レス) id: 8b215e08d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:鳳錠望 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/AAAAtarinrin/
作成日時:2014年9月15日 2時