【鬼滅の刃】モブですが何か？？？

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『はぁ…』

本日何度目か分からないため息をつく
あれから数日経った
私は明らかに蟲柱様に避けられている

この任務の直前だって、蟲柱様を探して蝶屋敷を歩いてたのにすれ違うどころか声すら聞こえなかった

『はぁ…』

木の上で再びため息を吐くと、綺麗な夜空が視界に映った

柱と共同で任務だし、集中しないといけないのは分かっててもため息が出てくる

『はぁ…空気が美味しい…』
「何言ってんだお前ェ」
『ハッ！？』

いつの間にか視界に柱が映っていた
おい、お前のせいで綺麗な夜空が見えないだろッ！(理不尽)

確か、相手の柱の名前は…

『スケベ柱の不死鳥 ササミ！…ｺﾞﾌｯ』

間髪入れずにスケベ柱の蹴りが私の顎にクリーンヒット
気絶しなかった私を誰か褒めてくれ

「誰がスケベ柱だってェ？」
『？貴方に決まってるじゃないですか』
「この任務終わったら覚えてろよ、モブ顔ォ」

なんと死刑を宣告された
おっしこの任務終わったら速攻で逃げるか！(クズ)

その後の任務は何故か順調すぎる程順調に進み、私はスケベ柱から制裁という名の拳骨を数十発食らった
数発じゃない点、戦闘力高いスケベ柱だよね(真顔)




───「で、お前なんかあったのかァ？」

場所は変わって定食屋にて
私は、スケベ柱の"飯奢り"という素晴らしい発言に食いついて一緒にご飯を食べていた

『何でですか』
「目が死にすぎてヤバいこと言ってるしモブ顔が更にモブ顔になってたからなァ」
『初対面で悪いんですけど、1発殴っていいですよね？』

流石に柱(＋その中でもダントツに怖いスケベ柱)ということもあって心の中でぶん殴るだけで終わらせた
クッソ腹立つぅ〜！

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