【鬼滅の刃】モブですが何か？？？

2　不思議な2人組 ページ4

あれから数年後

私は真面目に任務をこなしつつ、当初の目的である給料をきちんと頂いていた
ちなみに、私の階級は現在庚だ
同期の冨岡さんは、柱にまで登り詰めたらしい
柱とか化け物かよこっっっわ！！！

さて、今日は任務帰りに浅草に寄ることにした
相変わらず、浅草はスゴい
夜なのにめちゃくちゃ明るいし、建物は高いし、もうなんかいろいろスゴい(語彙力皆無)

ちょっと疲れたので、脇道に入った
あれ、私って息抜きに浅草に来たんだよね…？？？(混乱)

そして脇道をしばらく歩くと、驚きの光景を目にした
なんと、美人な女性と青年が鬼に襲われていたのだ

ここでの正しい行動は、鬼を倒し2人を助けることだろう
でも残念ながら、私はそこまで強くない(断言)
しかし、ここで見過ごすのは鬼殺隊士以前に人として………(葛藤)

その結果

『あの…お2人さん？』
「誰だ？」
『平凡な一般人です！私が鬼の注意を引き付けるので、その隙に逃げてください！』

そう、私がとった作戦は、「2人を逃がしたあとで私も逃げよう」作戦である
生憎、私は逃げ足だけは速いほうなんでな！(どや顔)

何となく察してくれたのか、すぐにその場を離れてくれた2人
物わかりが良い人で良かった

さぁ、私も逃げよう(クズ)

『ｽｳｯ 逃げの呼吸 壱ノ型 全力逃走！』
「おい」
『ギャアアアッッッ！！！』

クラウチングスタートの体勢をすでにとっていた私は、謎の声に驚いて顔面からこけかけた

『どちら様…？あ、さっきの…』

私に声をかけたのは、さっきの青年だった
おいふざけんな、私のお美しい顔面が傷だらけになるとこだったじゃねぇか

「珠世様の髪飾りを探しにきたんだが…お前、鬼狩りのくせに何で逃げようとしてるんだ」
『鬼殺隊を知ってんのかよ！っていうか別に逃げてもいいだろ！逃げるは恥だが役に立つって言葉もあるくらいだし！！！』




(初対面の青年に塵を見る目で見られたんですけど)

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