【鬼滅の刃】モブですが何か？？？

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とある一室にて

「なぜ始末して来なかった？わざわざ近くにいたお前を向かわせたのに…」と上弦の参─猗窩座に叱責するのは、少年の姿をしている無惨

彼は、何故3人の鬼狩りを始末しなかったのか…と猗窩座を怒っていた

だが、ふと猗窩座の様子が可笑しいことに気づく

「猗窩座？」
「何でしょうか、無惨様」
「お前、遂に女を喰うようになったのか？」
「…え？」

ポカーンとした猗窩座
その反応に、どういうことなのかと不思議そうにしつつ、先程自分が見た猗窩座の脳内のことを尋ねた

「猗窩座。お前の脳内はさっきから1人の鬼殺隊の女のことばかり考えているな。まるで恋でもしてるみたいじゃないか」

何とも考えず、ただ例えとして言った言葉だった
だが………

「恋…？これが…恋？」

顔を紅くさせ、片手を口に当てて驚く猗窩座
その姿を見た無惨は、「(面白くなってきた〜！)」とニヤリと笑う

「猗窩座。今回の件は許す。だが、今後その娘と何かあったら逐一報告しろ」
「？御意」

夜空に浮かぶ満月のみが、とある少女のことを哀れに思った









ﾌﾞﾙｯ
『今、謎の寒気が…？』
「気のせいだな」
『あれっ？私への心配は？？？』

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