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前回までのあらすじ!
蝶屋敷の少女たちに挨拶しに行く後輩に着いて行った私
まずアオイちゃんに挨拶すると、なんとアオイちゃんは悪魔に取り憑かれてしまった!
頼りの綱である私は悪魔に倒され、絶望の淵にいた赤髪くん
だが、咄嗟の機転を効かし、見事アオイちゃんを復活させることに成功!
そして、アオイちゃんからきび団子を頂いた!
きび団子を食べつつ私たちが向かったのはカナヲちゃんの所
銅貨を投げつけられ、「さっさと帰れ」とドスの利いた声で言われてしまう!
絶体絶命のその時!
私はアオイちゃんから貰ったきび団子の存在を思い出した!
カナヲちゃんに残り一個だったきび団子をあげると、なんと懐かれた私
そして、赤髪くんは自身の必殺技である太陽スマイル(ネーミングセンス皆無)でカナヲちゃんを救いだした!
「これに呼びかけてくれたら、カナヲがどこに居てもすぐに駆け付ける(イケボ)」と言った赤髪くんは、そっと髪飾りを渡す
静かに去って行った赤髪くんを蝶屋敷の玄関で見送っていると、そのせいなのか、私は後ろから近づいてくる気配に気づかなかった
ソイツに殴られ、目が覚めたら…
蝶屋敷の前の道路の真ん中で大の字になって寝ていた
恥ずい!これは皆に晒されるやつ!
「この程度ならアポト○シン4869を使う必要もねぇな…」
黒ずくめの男はそう言って去っていく
朦朧とする意識
動かない手足
だんだんと冷えていく身体
『止まるんじゃねぇぞ…』
そう一言呟き、私は深い眠りについた
〜一章完〜
「そんなことがあったんですか!?流石Aさんですね!」
『きよちゃん、もっと褒めてもいいんだよ〜。ちなみに、赤髪くんが渡した髪飾りが、今私の髪についてるやつ』
カナヲちゃんが銅貨を抱きしめたあと
「!?」と動揺していたカナヲちゃんをきよちゃんが呼びにきた
すると、縁側からずっこけたカナヲちゃん
不思議そうなきよちゃんに、今までのことを少ーしだけ誇張して話すと、「凄いですね!」とキラキラした瞳で言われた
「一章ってことは、続きがあるんですか!?聞きたいです!」
『きよちゃん、ここからは「続・Aの武勇伝〜禁断の過去編〜」をお買い求め頂くとして…』
「Aちゃん…?」
カナヲたんに冷たい目で見られ、若干傷ついた
(カナヲたんが冷たい…)
(……………)
(無視が一番辛いっすパイセン…)
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vivid.fy - めちゃくちゃ面白いです!!リクエストです。フードをいつも被ってて顔が見えないツンデレな男主の小説作ってくれませんか?無理そうだったら書かなくで大丈夫です! (2022年6月12日 18時) (レス) id: 44b715b917 (このIDを非表示/違反報告)
おもち食べたい(プロフ) - 千秋さん» 7と8は頑張って感動系にしたので、そう言って頂けて嬉しいです!これからもよろしくお願いします (2021年8月23日 21時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
千秋 - 「7.先輩ですから」って感動のシーンすぎる! (2021年8月23日 13時) (レス) id: a94b48adab (このIDを非表示/違反報告)
おもち食べたい(プロフ) - 濡犬さん» ありがとうございます!こんな作品でも面白いと言っていただけてとても嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2021年5月22日 12時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
濡犬 - コメ失礼します!ただ今腹筋崩壊した者です!文才があるとこんなに面白い作品が書けるんですか…クソッ羨ましいッッ 次回更新まで正座で待機しよう( ˙-˙ ) (2021年5月21日 19時) (レス) id: e6e0ea5053 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おもち食べたい | 作成日時:2021年5月4日 17時