【鬼滅の刃】モブですが何か？？？

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どうも、後輩に財布扱いされてる上にどうでもいいと見捨てられた可哀想な隊員ことAです

…いややっぱ可笑しいよね？
普通先輩というのは尊敬される立場なのでは…エッ待ってカナヲちゃんもう階級が己なの？
この前鬼殺隊入ったって言ってたよね？
なのに私より階級が上？
………え？？？(困惑)

まぁそんなこんなで、先輩としての威厳が見事に消え去っていったあと
え？元から無いって？………は？

赤髪くんは、カナヲちゃんの銅貨を使って何かを決めようとしていた
どうやら、カナヲちゃんがこれから自分の心の声をよく聞くか聞かないか決めるらしい

ピンッと弾いて…ってお前飛ばしすぎじゃね？
「わー、飛ばしすぎた」と言ってるけど、全くもってその通りすぎる

「表！表にしよう。表が出たら、カナヲは心のままに生きる！
……わっ、あれっどこ行った？」
『大丈夫か赤髪くん…』
「大丈…あっ、おっとっと…」

オタオタしてたけど、何とか取れたっぽい
「取れた取れた！」と嬉しそうな赤髪くん
眩しいな…(顔を背けながら)

『カナヲちゃん、銅貨はどっちだろうね』
「さぁ…。落ちた瞬間が背中で見えなかった…」

赤髪くんが手を退けると、そこには"表"と書いてあった

「表だー！」と叫ぶ赤髪くん
ジャンプの反動で砂埃が…ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、ｹﾞｪｯﾎ！！！

ゴホゴホと咳き込む私をガン無視して、後輩たちは話し出した
おい待てまず私ﾞをﾞ助ﾞけﾞろﾞ(必死)

「頑張れ！人は心が原動力だから。心はどこまでも強くなれる！
じゃ、またいつか！Aさん、行きま…カナヲ、Aさんのこと頼んでもいい？」
「あ、うん…」

とうとう本格的に見捨てやがったぞあの赤髪野郎
クッソ、今度耳飾りに「俺は馬鹿です」って書いてやる…！(小2レベル)

すたこらさっさと立ち去る赤髪くんに、ハッと我に返ったカナヲちゃんが「な、何で表を出せたの？」と聞く

「偶然だよ。それに、裏が出ても表が出るまで何度でも投げ続けようと思ってたから。元気で〜！」
『おー。赤髪くんも元気でなー。見捨てたことは許さね…って逃げ足速すぎんだろ！』

ようやく復活した私が赤髪くんに恨みを込めて話しかけるも、物凄い速さで逃げられた
仕方なくカナヲちゃんに愚痴ろうとするも、銅貨を見つめてボンヤリしてる

すると、カナヲちゃんはそっと銅貨を抱きしめた
…え？？？？(動揺)

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