【鬼滅の刃】冨岡の妹がだいぶ冨岡。

24話 ページ24

「うんっ、思った通りすごい柔軟性よ！！」



「そうですか」






意識した事はなかったが及第点らしい。








「里での戦いを見て思ってたの、無理な体勢での攻撃もすごいパワーだわ！って」


「そうですか」






大仕事したって感じ。







「柔軟性はバッチリよ！でもAちゃんにはまだ課題があるわっ」






バッツリってここに来てまだ1日も経ってないんだけど。



このペースで進むと私暇すぎる。







「課題とは」



「冨岡さんのところを訪れななくちゃ」

「嫌です」






ここに来て最大の課題の提示。




クッ、油断した。









「私が門の前まで送るからちゃんと中に入ってこんにちは！って言うのよ、」




はじめてのおつかい行くの？私。









「話すまで伊黒さんが稽古つけてくれないって！」


「伊黒さんの父性…」





あれ、私伊黒さんの子だったっけ。あれ。









「行くなら早い方が良いわ」

「いや、なんですけど…」




すごい話進めてるけど行くつもりないよ私。



いいよじゃあ稽古つけてくれなくても。3人の柱に会ったけど私だけなんかカウンセリングじゃん。(自覚)






「じ、実はね…お館様からの頼みなのよ」


「解雇通知でしょうか」






・任務子細報告放棄
・呼び出し拒否
・隊律違反スレスレ
・柱への暴言(数名)
・兄妹間の問題←多分これ







思い当たる節がありすぎて納得した。









「いいえ。後ろを向いてしまう冨岡さんに話しかけて欲しいって。どうか兄妹二人で会って話して欲しいって。」





確かに今はチームプレーが重視される、協調性皆無兄妹で話を乱すのはよくない。








「それを何故甘露寺さんが？」


「Aちゃん、伝令も手紙も読まないから…」






とりあえず土下座はした。









だって安めだの帰れだの言われるから…伝令しないでって鴉に伝えたままだった。



過度に従順な鴉でさ(責任転嫁)









「それで次の稽古先の私のところに来たのよ」


「…早急に話をつけます。」


「えっ？本当？」


「利害が一致していますし話さざるを得ない状況ですし…(嫌そうな表情)」







これ以上甘露寺さんに迷惑をかけられないし柱に広まっても後が面倒。



伊黒さんにネチネチ言われる前にカタをつけた方が良さそう。






「それじゃあ行ってきます。」



「え、えぇ」





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(なんだか根本的に間違ってる気がするわ…！！)




(ど、どうしましょう…伊黒さんに聞いてみようかしら！？)

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