【鬼滅の刃】鬼殺隊のお医者さん。

27話 ページ27

「A、君は禰豆子をどう思うかな？」





「立派な犬歯だなーと。」

「酷い感想ですね」





私がしのぶさんに抱きついていると、お館様がやってきた。




話題は鬼の妹、禰豆子について。









「年齢の割に言動が幼いですよね」



飛び抜けて生意気な14歳としか関わらなかったから特にそう思うのかな？？







「しかも体がが小さくなるとか。」


不死川さんが持ってきた箱に収まるのも納得。








「不死川さんの稀血に耐えたのもすごいですね、理性的…そういう鬼もいるんでしょうか、彼女が例外なんですかね。」




私もステーキを出されて我慢しろと言われたら我慢できるけど、ステーキと比較しちゃダメか。









「鬼化する時ってどんな感じなの？睡眠で生命維持してるらしいけどやっぱりお腹は空く？眠くない時はあるの？」



「…がっつきすぎだァ馬鹿が」






不死川さんに羽交い締めされて禰豆子から離れる。









「興味深いです、とても。」




まぁ血液やら体質の検査とかはやりたくないけどね。だって私外科医だもん



でもここにいると整形や整体の知識が増えるんだけども…。






あと執刀する前に既に切れてるの本当やめてほしい。









「よーし、殺さないで私が責任を持って経過観察しましょう」





不死川さん筆頭に禰豆子反対派が多い様ですが、研究してからにしてくれませんかねって感じ。








「責任持てる立場じゃねェだろうがよォ」



「Aは戦闘要員じゃねぇ、万一襲われたらそこで派手に終わりだぞ」



「その際は禰豆子が人を襲うという事実により処罰でいいじゃないのー」







不死川さんに耐えられたなら大丈夫だって、と小さな禰豆子の肩をバシバシ叩いた。




私は禰豆子を実験材料にする代わりに、私を禰豆子が人を喰うかどうかの実験材料にして良いよって事よ。









「俺はお前が死のうと構わないが死んだら隊士不足に拍車がかかる。」



「殺してしまおう…」



「鬼を生かすなど言語道断！！」









結論は出たようだった。





「よーし、満場一致で私に賛成ね。」



「お前日本語初心者かよ」

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