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8話 ページ8

「柱!?何そのチート、俺お前のそういう所嫌い!!」




血からしてずるくねぇ!?と短い手で私の体をグラグラ揺らす善逸を力ずくでベッドに倒した。




っていうか私は何も悪くないよね、兄は優秀な柱かもしれないけど妹は永遠と癸説あるじゃん。あぁでもあの蜘蛛家族斬ったから絶対階級上がったわ。







「あ、食事は兄さんとじゃないよ。少し仲が良い人と」




天元兄さんの呼び方は15歳の今でも固定されない。






何人も兄と姉がいて、年の近い兄は兄さんと呼んでいたが今や8つも離れた天元兄さんしか兄はない。

6つ離れた兄もいたがあの人は父親に似ているから好きじゃないし名前もよく知らない、記憶から消した。









「今度俺にその人紹介してくれよぉ」



結婚相手、なんてまた私の背中に引っ付く善逸。






「うーん…別に良いけど」


「マジで!?神、お前は最高の友達だよ!!」




「男だけど。」

「謝れ、俺に。」




期待させんなよ、とゲシゲシ背中を叩かれて力ずくで横にした。(2回目)








「……は?てかお前何、男と出かけるの?あの宇髄Aがぁ!?お気楽だなお前は!!」



「…………」







「俺がこんな四肢短くなって泣いてんのにお前は男と食事!?デートしてんじゃねぇぇぇ謝れ!裏切ってんじゃねーぞおいコラ心して聞けこの野郎」








うるさ。



「うるさ。(隠しきれない本音)」







「やめないか善逸!Aだって年頃の女の子だ」


「俺だって年頃の男の子だわ!!」






フォローの仕方がちょっと違うと思う炭治郎。


あぁ、こんな面倒な事になるなら兄さんと食事に行くていにすれば良かった。









「大丈夫、私炭治郎一本で生きてるから。」


「そうか、ありがとうA!」




私の愛は届きそうにないよ兄様。






「お前みたいなやつに炭治郎は渡さねぇぇぇええええ」





睡眠剤か毒でも入れておこうかな善逸のお茶に。


一瞬不憫に思ったけど相変わらず喧しさの方が圧勝してて寧ろ安心した。







「じゃあ善逸が養ってよ」


「お前は嫌だ」


「だから炭治郎なんだよ」





いや私だって善逸は嫌だけどさ。



善逸が嫌っていうか炭治郎が良過ぎるのね。









「お前はなんていうかさ…こう、可愛くはないよね」


「もう少しオブラートに包んで?」

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(プロフ) - 感動しました、素敵な作品をありがとうございます!!!😭😭😭 (8月8日 22時) (レス) @page49 id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
きゅうり - 泣く!!!! (2022年3月28日 14時) (レス) id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
ふぐひらめ - はあぁぁ、むい君のやっぱり可愛いってやつで私は成仏しました…… (2022年2月15日 21時) (レス) @page33 id: f76242864c (このIDを非表示/違反報告)
まっひー - 足抜きではなく、足抜けではないですか?間違ってたらごめんなさい! (2021年12月3日 20時) (レス) @page19 id: d24aae8d9d (このIDを非表示/違反報告)
毒猫 - うぅ・・・感動しました!また違う作品で! (2021年9月11日 22時) (レス) id: dc79ac4bfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だむい | 作成日時:2020年4月7日 22時

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