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4話 ページ4

その後炭治郎は蝶屋敷に運ばれて今私は伊黒小芭内に刀を突きつけられている。




炭治郎より厚遇で泣いた。








「あのすみません、まず罪名から教えてもらっても良いですか」



罪の意識0なんですけど。







「お館様、体調が優れない様でしたらこの場は私たちが受け持ちます…」


「心遣いありがとう行冥」




体調悪そうだけどお館様がいないと私はここで伊黒小芭内によって傷だらけにされる未来が見える。






「A、」


「はい」



最後通告ってやつ??








「十二鬼月討伐おめでとう」


「………」




ふわっと温かく笑うお館様に少し呆然とした。





「…あ、いいえ…そんな」



こういうのに似た感情を、兄からよく受けた気がする。



褒められた…というか、温かくて優しい…なんだっけ。









「そのだらしない顔をなんとかしろ。裁判を始める。」






「那田蜘蛛山で生き残った隊員から目撃情報です。隊員同士の戦闘は隊律違反だと言うことはご存知ですよね?」




「……伊之助に頭突きされたこと?」

「違います。」





じゃあ私被害者じゃん。と思ったが違うらしい。








「9名の鬼殺隊員を殺害した容疑がかかっています。」



文章だけ見ると私最低すぎてしんど。





「ちゃんと聞いてやるからちゃんと話せ。」


「ちゃんと聞いてくれる姿勢じゃなくない??」





優しい言葉と刀突きつける行動が合ってないの伊黒さん。







「…私が殺した隊員は鬼に操られてて。」




「あぁ、邪魔だったってこと?」

「聞いて?」




じゃあ仕方ないね。みたいに納得してるけど最後まで聞こうよむい君、っていうかこの人が一番危ないよなんで納得してんだよそれで。







あぁそうだ。今思えば私がした行為は隊律違反というか人間性を疑う行為。

だがまぁ私が手を下さなくてもきっと彼らは鬼に殺されていただろう。









「正当防衛ということですか。」


「違う」





鬼に操られたやつにやられるはずはない。


避け続けることだってできる。









「…何も生かしてやることだけが、優しさじゃないと思った」



こんなこと、医者の役割を担うしのぶさんに言っても酷だと思うだけだけど。









「死にたいと懇願されて、それを否定する度胸がなかった。」

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(プロフ) - 感動しました、素敵な作品をありがとうございます!!!😭😭😭 (8月8日 22時) (レス) @page49 id: 72e740ca3a (このIDを非表示/違反報告)
きゅうり - 泣く!!!! (2022年3月28日 14時) (レス) id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
ふぐひらめ - はあぁぁ、むい君のやっぱり可愛いってやつで私は成仏しました…… (2022年2月15日 21時) (レス) @page33 id: f76242864c (このIDを非表示/違反報告)
まっひー - 足抜きではなく、足抜けではないですか?間違ってたらごめんなさい! (2021年12月3日 20時) (レス) @page19 id: d24aae8d9d (このIDを非表示/違反報告)
毒猫 - うぅ・・・感動しました!また違う作品で! (2021年9月11日 22時) (レス) id: dc79ac4bfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:だむい | 作成日時:2020年4月7日 22時

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