1話 ページ1
「それでね、絢辻屋さんのおまんじゅうがとっても美味しいんだって!」
「へぇ、今度食べに行こっか」
「一緒に来てくれるの?」
「うん。食べたいんでしょ?」
「食べたい、ありがとう。」
無一郎君は知らない。
自分が、悲しいほど優しい事を。
「ここのおまんじゅう美味しいね」
「そうだね」
無一郎君は知らない。
ここのおまんじゅうを気に入ってる事を。
「剣の扱いには慣れた?」
「ううん、まだまだ。」
「ダメじゃん」
「無一郎君が早いんだよ」
「僕は普通」
無一郎君は知らない。
自分に抜きんでた剣の才がある事を。
「ねぇ、無一郎君」
無一郎君は知らない。
同じ会話を、前にもした事を。
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ジャンとアニの守り隊 - 久しぶりに鬼滅夢小説見たら面白くて宿題やらずに読んでしまった泣…神作品✨ (2月27日 23時) (レス) @page46 id: 3aa9af30d4 (このIDを非表示/違反報告)
蘭奈莉逢瑠悲@カナリア:ルカ(プロフ) - 天才作者様だ (6月15日 17時) (レス) @page30 id: 4d14879615 (このIDを非表示/違反報告)
さざんか(プロフ) - 深夜に見つけて読了したのがAM3:21!運命をかんじました!!そして苦しくて涙が出過ぎてただ今枯れてます😭めちゃめちゃ感動です…素敵な物語から幸せを頂きました!ご馳走様!ありがとうございました〜!! (5月16日 3時) (レス) @page46 id: 2d06e4d39c (このIDを非表示/違反報告)
8190506(プロフ) - めちゃくちゃ感動しました…!一晩で書き上げてしまったと聞いて本当に驚きました…。でもそれを感じさせないほど素敵な作品でした…! (2022年4月2日 22時) (レス) @page46 id: 5a5b1fad70 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki0708(プロフ) - しっかり泣きました!最高です (2021年10月16日 19時) (レス) @page46 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だむい | 作成日時:2020年3月31日 8時