愛しの彼女の接し方。【芥川龍之介】

12話 ページ12

「いやぁ凄かった。」


芥川「あぁ、久しく良い作品だったな。」


「うん！さぁ寝よう寝よう！」




Aは大きく伸びる。もう遅い。

いっそ寝ずに出て行った方が効率が良い気がする。




「あ、龍之介が着替えてる時中也さんから電話あったよ。ごめんね、勝手に出ちゃった。」



何かあったのか。

そうだと尚、寝てる暇などない。




「龍之介が物凄い勢いで資料纏めてた。って。
どうせAの為だろーその努力に免じて明日はイチャイチャしてろー。と

男子高校生ですか、あの人。」




芥川「そうか。」




そう…か。一日中Aと入れるのか。



なんだ、それは。嬉しい。



「明日は！」

芥川「昼まで寝る」



どうやらAと考えてる事は同じらしい。




「どうする？ホラーアクションSFミステリー伝記アニメやコメディ！」


芥川「SF」




ならばもう一本観れるわけか。



明日はAと一緒だ。



ずっと一緒だ。





二人でまたもソファに座る。



僕が左でAが右。





「黒猫さんよぉ」


芥川「なんだ白猫さん」



「寝ちゃったら運んで」


芥川「どうなっても知らぬぞ。」



「あ、寝ないようにする。」

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