69話 ページ19
「今日の英語…当然の様に知らない文法出てきたよな」
「俺は当然の様に知らないAの過去が出てきた。」
「轟、お前疎いな」
口喧嘩にも疲れた私は、切島と轟の間のソファで項垂れていた。
「予習忘れてたもんな」
「俺も予習しねぇと」
「おい轟、なんの予習する気だ。」
そんな砂糖と切島、轟の話を小耳に挟んでいた。
今日はヒーロー基礎学もあったけど、あまり疲れなかったなぁ…。
元気だ。と立ち上がってフラフラしていた。
「おやおや、なんだいこの埃は？」
「そこデクんとこだ！テメェ掃除も出来ねぇのかよ！！」
「いいじゃん綺麗じゃん。デクの割に頑張ったよね」
偉いぞ。とデクの頭を撫でた。
「くせにって…」
「だってデク整理整頓苦手じゃん。」
得意そうな顔してるけど、一目瞭然。
溢れかえったオールマイトグッズ。
3つも4つも同じ様なストラップを持ってたりする。
「整理とホコリ取りは別だろクソデク！」
「かっちゃん！こんなところに菌があるんだけどキチンと掃除してよ！」
「テメェの目は顕微鏡か？」
「菌はさすがに頭悪いよAちゃん」
「おい」
フォローしたつもりが馬鹿にされるし顕微鏡呼ばわりされた。
「てかAちゃん、みんなが言ってるインターンって」
「守秘義務課せられてんで言えない。早く謹慎明けなよ」
「僕は時間軸を操る個性じゃないんだ…」
あぁそうか、
「おいデクテメェここにも埃あんじゃねぇかよ！！」
「ご、ごめん…」
「クソA！！ゴミ出せや！！」
「んー、特にないかな」
「粗大ゴミだけかよ」
「ゴミじゃないんだわ」
幼馴染がいないと、何かが足りなくて、1日が疲れない。
「Aちゃん、楽しそうね」
「…そうでもないよ」
あの学校での穴が空いた感じ、
なんて言うんだっけ。
「ケロケロッ」
梅雨ちゃんは横で満足そうに笑っていた。
「なによー」
「いいえ、Aちゃんといると嬉しさが伝わってきて私も嬉しいわ」
「嬉しいなんて持ってないしー」
「爆豪ぉー、この大人の本捨てといてくんね？」
「勝手に捨てろや！！」
「俺に回せよ…回収してやっからよ…」
「デクくん！どうだった謹慎は！」
「謹慎君！」
うそ、やっぱり顔見ると安心する。
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きゅうり - お幸せにぃぃぃぃ！！！ (2022年3月29日 12時) (
レス) id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
納豆ジュース(プロフ) - とっても面白くて、文才がある方だなと思いました！2人の子供の話とかも見てみたいなと思ってしまいました！可能なのであれば、続編（子育て編）なども見てみたいです！この作品を作ってくださり、有難うございました！ (2021年2月22日 20時) (レス) id: 0ac0062b99 (このIDを非表示/違反報告)
btobsjcpily(プロフ) - めちゃくちゃ素敵な話しでした！！私も爆豪と結婚したいっ！！ (2020年12月8日 12時) (レス) id: aee8efac93 (このIDを非表示/違反報告)
爆豪ファンクラブ - ですね〜 (2020年11月9日 21時) (レス) id: 0ceb3868db (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - 爆豪の奥さんなったら幸せやろなぁ (2020年11月9日 21時) (レス) id: ab2e31f108 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だむい
| 作成日時：2018年12月8日 1時
