44話 ページ44
「クッソ…なんで2階じゃないんだよ…。なんで4階なんだよクッソ……」
ダンボールを運びながらため息をついた。
服が入ったバッグだけ持って、制服からルームウェアに着替えたは良いが、荷物運びと整理面倒臭いのなんの。
「重たぁぁぁぁぁ！！」
「るっせぇな叫ぶなや」
「はい！！」
返事をして階段を登っていると、かっちゃんに体当たりされた。
いつからイノシシになったんだい君は。
「退けや。」
と、私の荷物を持って先を進んでくれる。
やだかっこいいゴリラだわあいつ。あれクソ重いぞ。
「テメェ何階だよ」
「4」
「死ね」
こんな理不尽な死ねは今まであったでしょうか？
いえ、ありません。
「運んでやったんだから俺の部屋の荷物出し手伝えや」
「えー…わかったよ。私の方が絶対荷物少ないから私の部屋からね」
「はよしろや」
荷物が多い女子は可愛い子限定なんだよ。
私マジ荷物少ない系女子だからね。てか雄英性オシャレに気を使う余裕もなくて辛い。
しかも私たちの年だけ治安悪くて泣いた。
「ベッドは運ばれてるからー、まず枕じゃん」
「このタンスどこ置くんだよ」
「左ー、もうちょい右…そこ！」
ダンボールから教科書等を出して、本棚にしまった。
「何だこれ」
「安全祈願の置物。…ねぇゴミ箱入れないで。ねぇ」
「一つも安全じゃなかったじゃねーか。」
「む。持ってるだけで安心感あるもん」
「防弾チョッキでも持っとけ。よっぽど安心感あるわ」
負けた。
そうですねそうします。
「んだこれ」
「あぁそれどっかの国の民族衣装」
「これは」
「ピーマンの置物」
「こっちは」
「竹馬」
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宇治抹茶(プロフ) - めっちゃ感動します！！！何回読んでもきゃぁああああってなる！！！！！ (2018年12月9日 22時) (
レス) id: efb3387533 (このIDを非表示/違反報告)
カリカリうめ(プロフ) - さいっこう！私得すぎる！ありがとうございますぅぅう (2018年12月8日 1時) (レス) id: 5501794369 (このIDを非表示/違反報告)
恭弥君尊き - ふぉぉぉぉぉ！とうとうくっついたかこの二人〜！ (2018年12月7日 22時) (レス) id: 7d77e3de06 (このIDを非表示/違反報告)
めいこ(プロフ) - オールアラビア語で返信してほしい！って思ったんですけどそもそも私がオールイングリッシュ無知でした。ありがとうございました。 大量更新楽しみにしてますぅ！！！！！！yea！！！！！！！！（最初で最後の知恵） (2018年12月5日 11時) (レス) id: 3eeae63cbd (このIDを非表示/違反報告)
リゼ(プロフ) - コメ失礼します！！！かっちゃんが他の男と仲良くする夢主にもやっとする感じの展開がよみたいです！いつも楽しみにしてます更新頑張ってください！！！ (2018年12月5日 0時) (レス) id: 3eedcddf40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だむい
| 作成日時：2018年11月12日 22時
