【名探偵コナン】小学時代の旧友がイケメンになっててシフト被ってる。

43話 ページ43

相変わらず連絡を入れても返事なし。



一晩明けても変わらない通知に朝からイライラしているとインターフォンが鳴った。







「Aお姉さーーーん！」




「うーーん朝の幻覚？」





小学生３人が見えるんだけど。








良かった、着替えてて。


良かった、出かけようと思って化粧してて。










「実はお願いがあって」


「どうしたの？」







「俺を助けてくれた姉ちゃんに会いに行きてぇんだけどよお」


「なるほどね足になれと」






味をしめたねこの子たち。


まぁ出かけると言っても服でも買おうかなって思った程度だし、









「行こっか。場所はわかる？」



「東都警察病院です！」

「なんか一般人には抵抗あるわ」








何がどうしてそこなのかわからないけどわかった。






「警察病院ね、了解」




「Aさん…ッ」

「フッ軽なお姉さんに感謝してくださーい」






そう言って車の鍵を取ると元気な返事が返ってきた。


ほんと、タクシー運転手にでもなろうかな。










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行ってみるもんよ






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「ほーい着いたよ」



「ありがとうございます！」

「さっすがだぜAの姉ちゃん！」

「ありがとー！」








まぁ、警察と仲良しなみんなからしたら警察病院なんて友達の家みたいなものかぁ



なぜ小1の彼らが警察と連絡先を知っているのかは少し気になるところではあるけど。








「つってもコナンにも灰原にも言わないで来ちまったな」



「来たものはしょうがない！行くぞ少年探偵団」



「さっすが後先考えないことで有名なAさん！」

「それ君が言う？」








わぁセール品だぁ、ってポアロの経費でおつとめ品買いまくったけどよく考えたら翌日に消費できる量じゃないって事で丸一日ポテサラデーになったことがありその日以来イジられ続けてるの不本意。










「中に入れば誰かしら…え、」





あの白い車、








「Aお姉さん？」





……安室透と、ベルモット








「ごめん、私ちょっとすることあるから中入ってて。ごめん、お迎えはご両親か…あ、博士に連絡しとくね、ごめん、」





子供たちの背中を押して、私は踵を返して踵の音を鳴らさないように近づいた。










「場所を変えましょう」



「それが組織の命令なら、従いますよ」











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なーんか不穏じゃなーい？







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(……つけられてる)



(誰だ…一体)

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