副委員長 ページ48
_____です…」
自信なく作戦を伝える百ちゃん。
「さっき焦凍が捕まった時目ぇ合ってたはずなのに水が出た」
「…それは、個性を使っていなかったという事でしょうか…？」
「多分だけど、USJでの後遺症じゃないかな」
まずは焦凍の救出
そして隙をついて焦凍に大氷壁を作ってもらいニチノール合金を創る時間を設ける。
「形状記憶合金か…焦凍の熱で一気に捕縛すると。」
「ご存知でしたか、ですが氷壁では超えられる可能性があります。」
時間が必要な作戦だ、なるほど
「私が相澤先生とワンマンで時間稼げばいいのね。」
「お願いできますか？」
「文句なしの最高の作戦じゃん！」
ニィと笑って百ちゃんの肩を叩いた。
まずは焦凍の救出
「はっ……はぁ…はぁ……はぁ…」
「お疲れの様ですが…大丈夫ですか？」
「平気へいっ…きぃ！あ、焦凍！」
百ちゃんが捕縛武器を解いて焦凍に作戦の説明をした。
「来たぞ！」
「お願いします、水流さん！」
「焦凍目ぇ閉じろや！！」
百ちゃんのポケットからマトリョシカを抱えて相澤先生に向かって投げる。
ごめん先生、勝ちたいから
「痛いところは突いていく」
「閃光弾か…！！」
焦凍は氷壁を作り、私は背後から先生を狙う。
できるなら此処で拘束したいなぁー
「お前は向こうじゃねぇのか」
「まぁ、時間稼ぎです」
「手の内晒すのか、なら氷壁超えてあいつらを…」
「行かせるつもりないから言ったんですけど。」
さっと構える、無効化には隙があるし個性使えないなら素手でも止められる。
「お前を轟と組ませた理由教えてやろうか？」
「そっちも、何か時間稼ぎですか。」
「違う、ただの雑談だ」
蹴り合いをしながら先生はそう言った。
一度インターバルを置いて二人とも大人しくなる。
「ヒーロー基礎学、ヴィラン襲撃事件、ヒーロー殺しの件…他にもお前らは常に同じ現場で、同じ敵と戦って来た。」
「えぇ、はい。」
「共闘、したことあるか？」
「…………は？」
先生がまた布を広げたのでなんとか避ける。
「お前らは相手が同じでも共に戦わない、協力しない、あくまで"個人プレー"だ。」
今回はチームプレーを養えと。
「先生ってよく観察してよく分析しますよね」
屋根の上から降りて水をだす構えをした。
「そうだよ、私たちは共闘なんてしたことない」
地面に氷が張られた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 266人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ガミ。(プロフ) - 轟氏………… おかわいらしい (2017年7月12日 18時) (
レス) id: b9ea51834d (このIDを非表示/違反報告)
だむい - *りんりん*さん» 大変長らくお待たせいたしました！更新頑張ります！可愛らしい轟君を見届けてください！ (2017年3月21日 21時) (レス) id: 320f3f2ed0 (このIDを非表示/違反報告)
*りんりん* - 海外に行けるなんて凄いですね！ 更新待ってます！ (2017年3月16日 21時) (レス) id: 80a40f84b1 (このIDを非表示/違反報告)
*りんりん* - だむいさん» なんか…… もう神ですね、← キャラも小説も作者さんも。 もうこの小説大好きなんですよ！ なんか幼馴染みでこういう距離感の二人が好きなんですよ！ 轟くんの可愛さとイケメンさとかっこよさが溢れてます。 (2017年3月14日 22時) (レス) id: 80a40f84b1 (このIDを非表示/違反報告)
だむい - *りんりん*さん» お忙しい中本作を閲覧頂きありがとうございます！コメ返しが面倒臭いなんて滅相もない！今後ともよろしくお願いします！ (2017年3月12日 22時) (レス) id: 320f3f2ed0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：だむい
| 作成日時：2017年2月15日 23時
