こんにゃろ ページ12
地面に両手を置いて、水害ゾーン、あとは地中からかな、水を借りて波のように高く上げる。
「やれ脳無」
生き物の様に水が動き脳無とやらの動きの捕捉を試みる。
迫り来る脳無はワープでショートカットして来た。
「う"ぇっ！！」
ぶっ飛ばされてUSJを横断しただろうか。
「A！！！」
三奈の目が吹っ飛ぶ私を捉えた。
一回転して体を引きずり起こす。
「こんにゃろ…」
どうも血の所為でリストバンドがぬれてしまた。
「嘘だろ？見ろよ黒霧！あいつ脳無の攻撃受けて立ち上がったぞ！」
手を挙げて謳歌するヴィラン。感情の起伏が激しいやつだ。
土砂ゾーンまで吹っ飛んだ私はそこそこまぁまぁ痛む体で駆け出した。
土砂ゾーン一体凍ってるし、ここ焦凍居るのかな？
だったら尚更負けたくないね、私の獲物…あいつに取られちゃうじゃん？
舌で唇を舐める
水圧で一気に飛び出して死柄木という男の目を塞ぐ。
「うぇっ…気持ち悪い……」
右手に血液でナイフを作り
口元を押さえながら走る。
気持ち悪い理由はヴィランの眼球の水分を一時的に奪ったから。
他人の身体関係の水を操ると死ぬほど気持ち悪くなる。
自身の水分環境に影響を及ぼすらしい、吐きそう。
あと血液がぁ…私の血ぃ！！
とりあえず今は死柄木の視力を奪ったことになるから今のうちに殺る。
「なんだよコレ…」
「血液のナイフ…とても実用的とは思え……！？」
「と、思うよね。」
残念だが斬れ味は悪くないんだよね。
形状はナイフ、それを周回軌道で猛スピードで血が流れてるわけだ、そこそこ斬れる。
「一本」
貧血で倒れる前に動きは制限してやる。
「黒霧！！」
「来なさい脳無！！」
時間切れな事を告げる鈍痛。ぶつかる寸前壁にナイフを刺してクルッと背後を向く。
「もう大丈夫、私が来た！！」
「うっひょーかっこいい。」
ガスの如く噴き出る水で死柄木の首を狙う。
「いやー、やっぱ首は避けられるわけだ。」
脳無のおかげで出来た足の切り傷から血液ナイフ作ってブッ刺す。
「ちょっとほっといていいの？彼死んじゃうよ？」
ワープに問う。
はよ答えろ私が死ぬわ。貧血と酔いで吐きそうなんだよお前の顔面に吐き散らかすぞボケ。
「A少女、もういい」
オールマイトに保護され噴水元に崩れ落ちた。
「こんにゃろー。」
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ガミ。(プロフ) - 轟氏………… おかわいらしい (2017年7月12日 18時) (
レス) id: b9ea51834d (このIDを非表示/違反報告)
だむい - *りんりん*さん» 大変長らくお待たせいたしました！更新頑張ります！可愛らしい轟君を見届けてください！ (2017年3月21日 21時) (レス) id: 320f3f2ed0 (このIDを非表示/違反報告)
*りんりん* - 海外に行けるなんて凄いですね！ 更新待ってます！ (2017年3月16日 21時) (レス) id: 80a40f84b1 (このIDを非表示/違反報告)
*りんりん* - だむいさん» なんか…… もう神ですね、← キャラも小説も作者さんも。 もうこの小説大好きなんですよ！ なんか幼馴染みでこういう距離感の二人が好きなんですよ！ 轟くんの可愛さとイケメンさとかっこよさが溢れてます。 (2017年3月14日 22時) (レス) id: 80a40f84b1 (このIDを非表示/違反報告)
だむい - *りんりん*さん» お忙しい中本作を閲覧頂きありがとうございます！コメ返しが面倒臭いなんて滅相もない！今後ともよろしくお願いします！ (2017年3月12日 22時) (レス) id: 320f3f2ed0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だむい
| 作成日時：2017年2月15日 23時
