30話 ページ30
「ご飯美味しぃ〜」
ほっぺがおちるとはこの事。
カツ丼予定だったけど日替わり美味い
「幸せそうだな」
「しあわせ」
お味噌汁と白米、漬物を食べる。ん〜美味しい。
そんな至福のひと時を堪能していると警報の様なものが鳴った。
「おいひぃ〜……あ。」
白米を頬張っていると先輩がぶつかってきて味噌汁が床に落ちた。
「わぁぁぁぁ！！」
器を拾おうとすると逃げ出す人に押される。
「おいA！」
押される押される！苦しいって！クッソ苦しい！
「どけクソモブ共がァァァ！！」
人の波を押して私の手を引くかっちゃん。
「わぁわぁわぁぁぁ！スゲェ吸引力だ！」
「吸引力じゃねぇだろ！」
かっちゃんの胸に飛び込む、なんだこの人の量。
さすが巨神兵！大量の人に押されてもビクとも…程じゃないけど動かない。
「そういえばだけど逃げなくていいの？」
するとかっちゃんは背伸びをして窓の外を見た。
「マスコミだよ」
「じゃあご飯食べよっか」
「おー」
しーんとした食堂に二人で座り食事をしているとみんな帰ってきた。
「おいお前ら警報に気づかなかったのかよ」
「逃げたんだけどマスコミって気付いてさ。」
「マジかー！お前ら頭いいもんな！」
「コイツは昔から馬鹿だぞ？」
「切島に余計な事言わない！」
スパーンと頭を叩くと切島は一緒に食おうぜっておぼんを持ってきた。
「A！漬物くれ！」
「嫌よ」
「いただき！」
切島君がパクりと私の漬物を食べた。
「おいこら2万円払え」
「たけぇぇぇぇ！」
「沢庵…」
机をバンバン叩くと右隣で切島がゲラゲラ笑いだした。
「沢庵くらいで泣いてんじゃねー」
私のお盆に沢庵乗せるかっちゃん好きだわ。
「あざっす！」
それを食べてかっちゃんの分と私のお盆を下げる。
「あ、かっちゃん！」
「…………あ？」
呼びかけて
「おんぶー！！」
とかっちゃんに飛びつくと同時に、こいつクルって振りやがって
「違う、悪気はない。」
「死ね」
抱きつく形になったら普通照れんじゃん？
死ねってなんだこいつ。
「ほら行くぞ」
そう、乱暴に手を引かれた。
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みけ - 最近よみはじめた！おもしろい(*´∇｀*) (2020年5月22日 22時) (
レス) id: 0177940e7e (このIDを非表示/違反報告)
朝希 緑(プロフ) - なんつーかもう二人の会話のテンポが良すぎて腹筋崩壊ww (2017年11月13日 16時) (レス) id: 13e1f6c34b (このIDを非表示/違反報告)
メガネリズム(プロフ) - 1話でも充分でしたが、2話はもう腹筋破壊ですwwwwww (2017年6月13日 1時) (レス) id: 2d71aef3e8 (このIDを非表示/違反報告)
ヲタク姫(プロフ) - 愛してるよゲームの時にやけが止まりませんでしたｗｗｗ (2016年10月12日 22時) (レス) id: 1bd5939817 (このIDを非表示/違反報告)
だむい - チョコミントさん» なん…だと！？感謝しかありません！めっちゃ更新するんでこれからもよろしくお願いします！ (2016年8月31日 21時) (レス) id: 5b4b37497e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だむい
| 作成日時：2016年8月23日 21時
