27話 ページ27
「かっちゃん、今日は泣かないでね」
ドアに触れて死に際のように(笑いながら)告げた。
「そんなに死にてぇのか！ア"ァ！？」
「眉間の皺取れなくなるよー」
クソでかいドアの前、今日会った朝からずっと喧嘩して登校してきた。
「あ、Aーはよー！」
「上鳴よ…ポテチあげる！」
「マジかサンキュー！！！」
リュックからポテチを出して差し出した。
そんでとりあえず席に着く。
したらヒョロ先が学級委員決めろとか言うわけよ。
学校っぽいのきた！
誰でもいいから飯田君辺りに入れるかな、メガネだし真面目だし。
投票用紙に【いーだ】と書いて出した。
「出久3票じゃん」
「うえぇぇぇ何で！？」
集計が終わると吃驚、出久3票。
「えー…【いーだ】って飯田の事？」
「うん」
「Aさん、君が入れてくれたのか！」
「うん私やりたくないし」
ぐでーっと机に頬をつけると後ろから「珍しいな」って言われた。
「んー、そう？」
「雄英で学級委員をするのは訳が違うぞ」
「そういう轟君だってモモに投票してんじゃん」
お茶子は出久に、飯田は私が入れた一票だけだし関係的にもモモより出久に入れるのが自然。
消去法で八百万百に二票あるのは本人と黒板に名前の書かれていない轟君と考えるのが妥当。
「そう言えば訓練の時思ってた以上に轟君凍ってたね」
「……お前、個性使ってたか？」
「あんま、落ちてきた瓦礫から身を守る程度に。」
「お前、個性は？」
「言ってないっけ、重力操るやつ」
「ほう」
「視界に入ったものなら基本的に何でも…あと物壊せる。」
「試験で69点取った女ってお前か」
「うるせー！傷を抉るな！」
「傷？」
「あん時空から落ちて死んだ」
「……幽霊？」
「違う！比喩表現！！」
ほら！と轟君のほっぺをペタペタ触る。
「あ、生きてる」
「でしょ！！」
「ほら休み時間入るぞ」
「切り替え早い！」
轟君と話してても、誰と話してても、どうしても出久に目がいく
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みけ - 最近よみはじめた！おもしろい(*´∇｀*) (2020年5月22日 22時) (
レス) id: 0177940e7e (このIDを非表示/違反報告)
朝希 緑(プロフ) - なんつーかもう二人の会話のテンポが良すぎて腹筋崩壊ww (2017年11月13日 16時) (レス) id: 13e1f6c34b (このIDを非表示/違反報告)
メガネリズム(プロフ) - 1話でも充分でしたが、2話はもう腹筋破壊ですwwwwww (2017年6月13日 1時) (レス) id: 2d71aef3e8 (このIDを非表示/違反報告)
ヲタク姫(プロフ) - 愛してるよゲームの時にやけが止まりませんでしたｗｗｗ (2016年10月12日 22時) (レス) id: 1bd5939817 (このIDを非表示/違反報告)
だむい - チョコミントさん» なん…だと！？感謝しかありません！めっちゃ更新するんでこれからもよろしくお願いします！ (2016年8月31日 21時) (レス) id: 5b4b37497e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だむい
| 作成日時：2016年8月23日 21時
