魔王は限界オタク

ソロ ページ38

side she





｢師匠が遅刻するそうです｣




配信開いて開口一番これ




｢いやなんかいちかと話すから体を清める為に風呂に入ったら鼻血出して頭ぶつけて大変らしい〜｣



もうさー、一言目から訳わかんないよね〜


と言おうとしたけどコメント欄には分かりみが深いみたいな言葉しかなかったから言わなかった


え、なに私のファンの人って皆そうなの？師匠がデフォ？







てか遅いな....







｢ソロとか...回してみようかな...｣




CRだとか配信者が周りに多すぎて気付かなかった、今までソロでマッチに入ったことがない。


プライベートでAPEXしようとしてもログインした瞬間誰かしらからか連絡が入るor勝手にパーティーに入られる






｢よしいったれ〜！！！｣


準備完了ボタンを押す







.






.












.








.









｢ん？もしかしていちか強い？｣



コメント欄が沸いている

1戦目で味方を起こしながらあっさりチャンピオンを取ってしまった



しかも2496ダメージ7キル
初ハンマーげっちゅ



｢え、違うなんか敵がね...｣





ﾎﾟﾛﾝ



R｢お待たせしましたっ！｣



とここで師匠登場



｢お疲れ様です〜｣



R｢いちかソロチャンピオンおめでと〜う｣



｢あーはい、え？｣



R｢見てましたよ？｣



｢え？｣



R｢え、通知来たしね｣



｢んんんん〜ちょっと恥ずかしいなぁ〜｣



R｢ほんといちかエイムいいからいちかのレベル帯なら負けないでしょ？｣






｢それが師匠、敵がジャンパで無防備に飛んで来るんですよ｣



R｢200レベル帯ならねぇ、｣



｢敵がストレイフしないんですよ｣



R｢200レベル帯ならねぇ....｣



｢敵のウィングマンが外れるんですよ！！！｣



R｢Sellyでも俺でもないからねぇ.....｣





？？？？




R｢よし、今日はまずいちかに常識を教えるわよ｣




｢？？？｣




R｢いちか、いちかは強いよ｣




｢え、でもいつも撃ち負けるし...｣



R｢基本的に敵が皆世界トップレベルだから...｣



｢えぇ...｣



@darumaisgod
そもそも初手からプレマス帯としか闘ってないんだから当たり前や、いちか可哀想





R｢だるまさん余計なこと言わないのよ〜｣




｢私、強い？｣



R｢少なくともいちかのレベル帯なら｣




｢え〜嬉しい〜...｣




R｢そしたら次はRasストレイフ教えますよ〜｣





｢え、名前ダサ....｣






R｢えっ....傷付いた....｣





｢えっ....｣

偶然→←事後

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す