魔王は限界オタク

忙しすぎる ページ14

side she





ただでさえ忙しい日々に入り込んで来たAPEX


少しでも時間が空いたらAPEXを起動するようにした。

師匠に教われる日もあったけど半分くらいは他のCRのメンバーに教えてもらった。

(Ras師匠はとっても忙しいらしい)







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最初はガッチガチに緊張していたけど、だんだん打ち解けて来て仲良く楽しくAPEXできるようになっていた。







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｢だるちゃんこれ当たらないよ！！！｣


だ｢フラトラのリコイルくらい覚えーや｣





｢きなこさっ、これ、えぇ！？｣


い｢そういう時はこう...｣





｢すごい、この人めちゃくちゃエイムいい｣


あ｢いちかそいつはチーターだ！通報しろ！！｣





｢もんどさんうまぁ...｣


M｢ふん、当たり前｣





｢きゃぷてん！みて！キルリーダー！！｣


C｢お〜すごいですよ〜！！｣





｢ちゃんぴょ〜ん♪｣


R｢いちか！流石ですよ！！｣





｢ばに！あぁぁあぁあああ！！！｣


ば｢んはは、どんまい｣



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2か月後



｢師匠！師匠！起こします！！｣


R｢はぁぁ、今日もいちかが天使...後光射してる....｣


まだまだ立ち回りは甘えるしエイムも安定しないけど知識だけはなんとか付いてきて師匠に褒められることも多くなった

(ただし彼は常にべた褒めです)

(1個どころか0.1個でも何かできると褒めます)




師匠は相変わらず限界オタクしてるけど、ちゃんとしてはいけない立ち回りをした時は注意してくれるようになったし距離も少し縮まったと思う。




｢今日の配信はここまで〜！！次までにはショットガン習得してくるよーん！じゃあおついち！！｣







R｢お疲れ様でした〜｣


｢お疲れ様でした！｣



R｢あの、いちか...｣



言い出しにくそうにRas師匠が切り出した



｢？｣


R｢あ...お願いがあるんだけど｣


｢なんでしょう？｣


R｢大会...出て欲しくて｣


｢大会？｣


R｢CR主催のCRカップって大会なんですけど、皆出るし、いちかとやりたい....｣


｢CRカップ...聞いた事あります｣



R｢あの、嫌なら全然断ってくれていいんだけど！｣



｢え、逆に私でいいんですか？｣



確か凄く上手い人が出る大会。

私なんかが出ていいんだろうか...



R｢いちかがいい、俺はいちかと出たいです｣





｢それなら....｣


R｢ほんとですか？｣







｢足引っ張りますよ？｣









R｢大丈夫、俺が絶対守る｣

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