*番外編・万里生誕祭* ページ16
万里くんHappy Birthday!!これからも神推しです、誕生日スカ240連で開花ありがとう(白目)
そんな万里くんの誕生日を祝うだけの番外編です。
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『万里君っ!誕生日おめでとう!!』
朝、私は万里君が起きてきたと同時に叫んぶように言っていた。
寮のみんなは出掛けていて、今は私と万里君2人だけ。
そう、今日9月9日は万里君の誕生日なのだ。にもかかわらずくぁ〜っと気だるげに起きてきた万里君はいつもと変わらなさそう。
本当はいろいろ用意を済ませてからサプライズパーティーでもしたかったけど待ちきれずにおめでとう、という言葉を言っていた。
「…………え?あ、あぁ。ど〜も。」
朝イチに言われたから驚いたのか万里君はそれだけ言った。………あ、顔が少し赤くなってる、やっぱり嬉しいのかな。喜んでくれたみたいで嬉しい。
『ふふ、万里君、何か欲しいものある??』
折角の誕生日だ、なにかほしいものをあげたい。この日のために金欠ながらバイトを増やしてプレゼント代を貯めていた。
「ん〜……欲しいもんねぇ。特にねぇわ。俺金持ってるからなんでも買えっし。」
……………え?万里君の答えに固まってしまった。
『え、え、本当にいいの?もしかして私のお財布に気を使ってる??大丈夫だから!』
「別にんな事じゃねぇけど。………あ、あったわ。欲しいもん。」
『ほんとっ!?なになに、なんでも言ってくれたまえ。』
たっぷりとためてから万里君が口を開ける。
「じゃ、今からデートしてよ。」
…………え、デートってあの。アレですか?アレだよね。アレアレ。まって私は何を言っているの。
『そ、それでいいの??』
「ん。いいの?」
『う、うんっ。』
………………少し恥ずかしいかったけど、万里君の為だし。何より少し嬉しい自分もいた。
「じゃ、行きますか。」
万里君はサラッと自然に私の手をひいて、寮を出た。
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続 き ま せ ん
どんなデートになったかはご想像にお任せします……!!
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作者名:梅おかか | 作成日時:2017年8月24日 22時