姫野先輩の妹？！2【チェンソーマン】 (ページ10)

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59話ページ10

そしていくら時間がたったのだろう。

ずっと廊下で悪魔の観察

デンジ「腹減った〜」

A「ん〜。私も〜…」

姫野「アキく〜ん。

実際なんか外に出る作戦はあんの？」

アキ「悪魔の言葉を信じるなら、やつを殺すことはできない。

でも、デンジも殺すつもりもない。」

姫野「だけど、このままじゃ餓死しちゃうぞ〜」

A「だったら、私の悪魔使って外に出ようか？

ちょっと代償大きくなるけど…」

姫野「それはだめ！」

アキ「じゃあ、どうしようもなくなったら刀を使います。」

姫野「それもだめ。」

デンジ「刀とAの力使えば解決できるならよぉ、使えばいいじゃん。」

姫野「どうしようもなくなってもAの力も刀も使わない。

その時は悪いけど、デンジくんが死んで？」

デンジ「えぇぇ…？」

荒井「ないぃぃぃぃぃ？？

ベットに置いておいた食料がない…全部ない…なんで…？

きさまが全部食べたのか？」

パワー「わしじゃない。デンジが食べておったわ。」

荒井「すぐバレる嘘を…」

もちろん嘘である。

口の周りにいっぱい食べかすついてる。

コベニ「分かっちゃった。

私、分かっちゃった…。

その魔人の力で8階から出れないんだぁっ！

絶対そうだぁぁぁ！！」

パワー「違うが？」

荒井「落ち着け、コベニちゃん。

こいつは血の魔人で…」

コベニ「魔人を庇うの？

私たちデビルハンターなのに？

荒井くんは、悪魔の仲間なんだぁぁ！

スパイだったんだぁぁぁぁ！！！」

パワー「スパイじゃ。」

荒井「俺は、悪魔の仲間なんかじゃ…」

コベニ「絶対スパイだあああぁぁ！！」

そういって、包丁を振り回すコベニちゃん。

荒井の悲鳴は廊下まで聞こえた。

A「悲鳴…？」

アキ「先輩、A。
走れ！」

急に声をかけられた。