56話 ページ7
姫野「4人で荒井くんとコベニちゃんを見張ろ！
私1人じゃトイレも行けないからね。
4人で見張りながら、喋ってた。
お姉ちゃんはタバコを吸い始めた。
姫野「あーあ、最後のタバコ。」
パワー「うぬは落ち着いててつまらんのぉ。」
姫野「今アキくんが頑張ってるから私は休んでていいの。
あと、ニコチンの力〜
依存できるものがあるといいよね〜
なにかによりかかって生きたい人生ですよ。」
デンジ「それ、あいつと同じたばこじゃん。」
姫野「そりゃ〜タバコの味おしえたの、私だもん♪」
ドアが開いた。
アキくんが戻ってきた。
アキ「姫野先輩、たばこあります？」
姫野「残念。
これ最後の1本。」
アキ「じゃあ、それくださいよ。」
姫野「え〜じゃあ、しょうがないなぁ。
ん。」
そう言って、タバコをあげる。
デンジ「あ！ずるい！間接キスだ！」
A「いや、そこ？」
アキ「黙れ。
………悪いニュースがある。
俺たちが殺した悪魔がいたろ？」
パワー「わしが殺したやつじゃな！」
アキ「そいつがどんどん大きくなってる。」
ドアが壊れるような音がし、なんか唸るような声が聞こえる。
急いで部屋を出てみると、きもちわるい悪魔がいた。
パワー「たしかにわしが殺したはずじゃ…」
姫野「ホテルから出られない。
見たこともない形状。
こりゃ、なんの悪魔だ？」
悪魔「人間、人間たちよ。
おろかな人間たちよ。
わしは契約を交渉する。」
デンジ「喋った。」
アキ「契約だと？」
A「契約…？」
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作者名：ゆき | 作成日時：2023年7月8日 9時
